見出し画像

2020/7/1 勇者ああああとか

●今日見た映画は「記憶の夜」

BLモノではない。いやその界隈の人から見たらそう見える要素はあるかもしれない。

ネタバレに弱いタイプの映画なので下手なこと言えないけど、大きく言えば胸糞系だと思う。
ただジワジワーッと下り坂的に攻めるのではなく、ドスン!ドスン!と段階的に陰鬱さを増していく展開なので面白かった。

韓国映画は社会情勢絡ますのが好きだな。
ただエンタメ的な驚きがあるだけではない展開だったのがいい。

●ウエストワールド1話だけ進めた。
結構難しいな…並行していろんなストーリーが進んでるけど、どのパートもあまり掴み所がない感じ。
普通あんまり丁寧にならないところを細かくやってるのが面白かったけど、ここまでくるとテンポ悪いかもしれない。 

●なんで1話しか見れなかったかというと、「勇者ああああ」の有料配信を見ていたからです

自分の世代直撃の「ピラメキーノ復活」ネタ。
最高だった。
ちょっとだけレッドシアターも復活した。

この配信、1500円だったんですがオープニングトークでアルピー酒井が「Netflixでも1000円ちょっとなのに大丈夫!?」と言っていたのが興味深かった。

正直理屈で考えれば大丈夫ではない。

月1000円で一生暇が潰せるようなコンテンツが楽しめるプラットフォームがあるのに、なんで人々は2時間ばかしの勇者ああああに1500円も課金してしまうんだ。

この配信についている価値は「狭さ」だと思う。
Netflixのコンテンツは基本老若男女全ての人が理解できるものばかりだ。
"理解できる"と"楽しめる"はまた違って、たとえばR指定のグロ映画を小学生が見たらめちゃくちゃ嫌だろうけど、「嫌」と感じられるという事実は「理解はしている」とも言える。

ただ「ピラメキーノ復活」や「古川洋平と園山真希絵のマルマルモリモリ」などは、それを知らない人からしたら「?」の連続だ。特に後者は笑えばいいのか恐れればいいのかすらわからないと思う。

しかし、僕は「ピラメキーノ世代」と「勇者ああああ視聴者」という武器を持っているのでこれらを理解できる。しかも楽しめる。
ベン図的にこの2つの要素が合わさってる客層はかなり薄いと思う。
しかし、ただ楽しむだけの行為でも、「狭さ」が加わることでパワーが増す気がする。細い蛇口の方が勢い良く水が出る感じ。

逆にこの配信をNetflixに売ろうと思っても、層がニッチすぎるので断られるか低価格でしか売れないと思う。ならばそれを単体で売る方が大きな利益を得られそうだ。

●あと久しぶりにテレビをリアタイした。「水曜日のダウンタウン AD座談会」

自分も地元の放送局でADのバイトをしてる(今はほとんど入ってないが)ので、なんかわかることもあるかなあと思ったけど水ダウの方が10000倍キツそう

自分は主にヒルナンデスみたいな情報番組しか担当していないので、そんな派手に動くことがない。

忙しいって言ってもスタジオ内を駆け回るだけだし、突然買い出しとなってもコンビニで済むような用ばかり。たまに中継も行くけどカメラマン補助してるだけ。土砂被ったりはしない。

でもまあ、後から語り草になるという意味では水ダウの方がいいだろうな。自分がしっかりADとして働いたのは2年くらいだったけど、すべらない話的なネタは…

・化粧の企画のシミュレーションがあったが女スタッフがいなかったので自分が実験台になった

・パンにつけるゴマ油の試食を某大御所タレントに差し出したら、付け合わせの緑茶にパンを浸して食べだした

・中継の企画の際、ADはなぜか毎回行き先を知らされないので拉致状態だった

・本番3秒前にセットの一部が崩れ落ち、匍匐前進でカメラに映らないよう移動しながら直す

・「笑え!」と怒られる

くらいだな。弱すぎる。




この記事が参加している募集