2020/7/9 トランスワールドとか
●旭山動物園が、母グマを人間に殺された子グマを展示することで「人間と熊の共存」を目指すという旨のツイートを見た。
具体的にはクマ避けの鈴をつけるとか、食べ物をポイ捨てしないとか、そういった心がけによってクマを街に下ろさせない=殺させないことにつながるらしい。
じゃあ死んだ母グマ展示すればいいじゃんと思ってしまった。9割の人が「クマかわいい」で終わるだろ。
●映画「トランスワールド」見た。
めちゃくちゃ面白い!
ミニマムな世界で徐々に不思議なことが起きる感じがジョジョ的なワクワク感。種明かしも見事!スタンド使いの正体もいいな〜。
ただあまりに小さい世界での出来事なので「B級なのにすごい!」という評価が目立つのが気になるな…。
すごいと思ったらそれはもうA級なのでは?
予算がなくても脚本力でここまでのクオリティにぶち上げたんだから一回落とす必要ないでしょう。
●「ぼくらと、ぼくらの闇」も見た
原題おもしろ。スーパーダークタイム突入!
色々あって人殺ししてしまったオタクくんが思い悩む感じです。誰が見たくなるんだこの触れ込み。
正直いろんなことの動機を「思春期特有のモヤモヤ」で片付けてる感じなので感情移入できなかったな。そんなモヤモヤしてなかったので…
ただ気になったのが、銃社会アメリカの映画のくせに出てくる武器が「日本刀」なこと。
非モテなオタクが暴走して人殺しする感じって銃乱射事件っぽいんだけど、なぜあえて刀に変更したのか。
ひとつは日本刀がより「オタク」っぽい武器だからかなと思った。
ゼルダの伝説等日本のゲームが出てくるシーンがいくつかあって、向こうではジャパニーズカルチャーがオタクの象徴になっちゃってるんかな。「セックスエデュケーション 」の主役の子の部屋にも日本語グッズがあった気がする。
もうひとつは、単純に痛そうだから。
●今日はお笑いコンテンツを結構見たんだけど、やっぱりお笑いって感想書く気が起きない。
ニューヨークのニューラジオで「僕ら漫才できないんですよっていうコント師は思いついてないだけ」って言ってたの面白かった。確かに漫才コントってあるもんな。
ただそこにはプライド的なのも存在してるんじゃないかと思うけど。「コントでできるんだったらコントでやりたい」的な。「漫才でしかできないこと」をわざわざやるかどうかっていう……
●アンジャッシュ児嶋のYouTubeも全部見てしまった。いじられる人は同時に「寛容」だから高感度も上がるはずで、俺はクロちゃんもよほどいい人だと思ってるんだけど全員高感度高いわけじゃないのが不思議だな。まあアンジャッシュは名前いじられてるだけだけどクロちゃんは人格だからか…