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読書感想 | 『女の機嫌の直し方』を夫に伝えてみたところ…

夫婦間に喧嘩はつきものですが、できるだけ避けたいところです。

黒川伊保子著作の『女の機嫌の直し方』では、AI開発から男女脳の性差を分析し、女性の不機嫌の謎を解明しています。

この本を手に取った時に、「これだ!」とひらめきました笑
この本を通して、夫に『私』を客観的に理解してもらって、もっと優しくなってもらおう!

そこで、実際にあった私と夫のケースを交えながら、本の内容をまとめて、夫に伝えてみました。


夫へのレポート


こちらが夫に送りつけたレポートです↓

脳みそが違うんだもの。喧嘩したって仕方がない!
by「女の機嫌の直し方」黒川伊保子


ケース①
Kさん体験談
どっちがいいか悩んで悩んで相談したら、どっちでもいいと怒られました。

女性脳 は、プロセス指向共感型なんです!

ことの発端から時系列的に経緯を語りながら、そこに潜む真実や真理を探り出している。
共感によって上手に話を聞いてもらうと、この作業の質が上がる。そして、話し終える頃には、きっぱりと結論が出ている。

!まとめ!
女性は問題解決は自分でする(プロセス指向的に)。どうにも答えが出ない時だけ、「共感」を必要とする。


ケース②
Kさん体験談
どこか痛いと話せば、すぐに病院送りにされます。

子育てのための防衛手段なんですよ!

女性脳は、怖い、ひどい、つらいなどのストレスを伴う感情が起こるとき、そのストレス信号が男性脳の何十倍も強く働き、何百倍も残る。
余剰なストレス信号を起こす理由は、子育てのために、危険な事態を細大漏らさず記憶して、二度と同じ事態に自分を追い込まないための防衛手段。

!まとめ!
子育てを上手くするために、感情が過剰に働き、その余剰ストレスを共感されることによって解消する。



ケース③Kさん体験談
あれしたい、これしてと言ったら我がまますぎると言われました。

哺乳類のメスとして、自己保全が生殖の第一条件になるんです!
胎内で10ヶ月育てて、一年ほど授乳が必要になる。
「自分」の快適さが大事。

!応用!
女性は4歳にして、一人前の自我を持って、自分の気持ちを語れる。(女友達のように接すること。上から目線はだめ。娘にも気をつけてね)



ケース④Kさん体験談
夫の仕事の愚痴を真摯に聞いていると、数年前に仕事で相談したのに冷たくあたられたことを思い出して、とてもムカつきました。

過去の関連記憶を瞬時に引き出して、臨機応変に動ける能力に長けているんです!
瞬時に引き出せるから何度も謝った過去もつい今起こったかのように感情が戻ってくる。

!重要ポイント!
共感して落ち着かせること!謝りましょう。ポイントは気持ちに言及して謝ること。


!追加でどうぞ!
女性脳は、他人の体験談も共感すれば、自分の引き出しに入れることができる。(女同士の長話、分かる〜!やんな〜!)


ケース⑤Tさん体験談
だれとだれが付き合っているか何となく分かります。

察する力が高いんです!

右脳(感じる領域)と左脳(現在意識と直結して紡ぐ領域)の連携の密度と頻度が高い。
これは、論理的に説明できない、複雑系の演算


ケース⑥Kさん体験談
仕事の先輩に傷つけられたことを話したら、先輩の擁護をされました。

男性脳は、ゴール指向問題解決型のようです。
問題解決のために対話を紡ぐ。相手が状況を語り出したら、その対話の意図を探り、すばやく「解決すべき問題点」を洗い出そうとする。

全体を俯瞰して、モノの位置関係と距離感を正確に把握することが得意。公平に俯瞰する。
(そのため、「何があっても私の味方じゃないの?!!」と言われてしまう)

狩りを担当してきたから。

ケース⑦Kさん体験談
夫の家事が雑で、やり直さないといけません。

暮らしの空間は、近すぎて得意でないようです。

男性脳は、脳の前部から後部にかけて縦の連携が深く、小脳を著しく活性化させ、空間認知力が高い。
遠くと近くを交互に見て、距離感をつかみ、構造を理解する。

逆に、女性脳は、比較的近くにあるものの表面をなめるようにみて、少しの変化も見逃さない。


!追加でどうぞ!
家事、育児に関しては、男性は女性が認知しているタスクの三分の一ほどしか認知していない。
変化が多重に連続するタスクの認知度も著しく低い。

!その他おすすめ!
闘争心や好奇心を掻き立てる男性ホルモンのテストステロンは、生理的な危機に瀕して分泌されるため、断食や滝打ちや坐禅などの修行で分泌が増え、活性化する。
女性は逆!!美味しいものを食べ、心地よくリラックスすると活性化。


♡メッセージ♡
脳みそが違うようなので、喧嘩は必然みたい!でもできるだけ仲良く過ごしましょうね!そして、諦めずに理解し合っていきましょうネ!


夫からの感想

よし!これで言いたいことは全てまとめれたぞ!
達成感の中、夫の携帯にレポートを送りつけました。

そして、夫からの感想がこちら↓

分かった、気をつけるわ。しかし、女やなあ。


……

なんやその感想はー!!!
思っていたのと違う!優しくない!!何よりレポートの文量に合っていません。


不本意だけれども...

期待を裏切られ、ちょっぴり悲しかったですが、後々考えると確かにレポートが長すぎました。
結論を重視する男性脳に向けての内容ではなかったです笑
レポートから私の女性脳が、色濃く出ています。そして、夫の感想も男性脳が濃ゆい!

最後までしっかり読んでくれてはいたみたいなので、よしとします笑

兎にも角にも私は自分を客観視する機会となり、良い経験でした。
夫は、女性脳について理解できたみたいです。
また、現在、このやり取りから数ヶ月が経っていますが、大きな喧嘩はありません。

目論みは成功かな..?!

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