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多趣味のジレンマ

興味のあることや未知のものには次々と手を出してしまう今日この頃。
自分の事を保身的なタイプだと思っていますが行動を省みるとそんな事はなさそうです。
今の私は何がしたいのかを探しているだけかも知れません。

私の趣味

最近では専ら楽器を触っています。しかし冬ということもありスノボも行きたいし自然観光だってしたいです。
段々触らなくなってきましたがゲームもよくやります。モンハンワイルズが発売されるという理由だけで1年前にPS5を購入しました。
趣味は多い方だと自負しておりますが、コンプレックスでもあると考えています。

1点集中か、分散させるか

その道を究めたいのならどう考えたって1点集中するしかありません。私は優柔不断なのでどれも捨てられていません。
ただ、このまま今のスタイルを貫いてはどれも中途半端に終わる未来が見えます。
生きていれば必ずトレードオフをしなければならないタイミングが来ます。全てを取ることは出来ないのです。
では、何を捨てて何を究めるのか。

何に心を動かされるのか

私自身は結局楽器を吹き続けるのが一番じゃないかと思っています。色々と手を出してみて将来、最後に残る趣味はこれなんだろうと感じるからです。
私が中学生の当時新入部員だった頃、1年生は2・3年生の合奏練習から隔離されて各々始めたての楽器を練習していました。
ある日の夜19時頃、練習の終わり際に通しで合奏が始まりました。合奏では1年生も見るよう召集され、見学することになります。
合奏した曲の名前は
セルゲイ・モンタージュ
私の母校は県内でも特段強いわけではありませんでしたが、当時の私にとっては未知の世界との接触です。
その合奏は吹奏楽コンクールで演奏された時よりも鮮明に耳に残っています。
この先も楽器を続けようと思える些細な思い出です。

先日、友人にこんなことを言われました。
「歳とって死ぬ時まで一人は嫌だ」
老人になったら一人で何をする?家から出るのも億劫になり、ゲームすらしなくなるだろう。
一人の老人には何が残る。
想像もつかない未来に絶望して勝手に病んでしまいます。

スマホは人生の一部

短大生時代に先生に言われた言葉です。50歳を超えた超がつくほど真面目な先生から出た言葉です。
写真を遡れば去年は何をしていたのかがすぐに分かる。せっかく現代に生きて便利な物を使わない手は無いとの事です。
多くの人がスマホを触っていないと生きていられないかのように常にスマホを触っています。そんな私たちを見ているにも拘らずそれを助長するようなことを言いました。
彼が言いたかったのは便利なものをもっと使いこなせということです。
スマホに限った話ではないですね。

より少なく、より良く

多くの些末なことや未来、過去に振り回されて今を疎かにしてしまいます。
今この瞬間を大切にするべきだと思うんです。

ひとつの事に特化することの大切さを知ったのはこの本を読んだからです。

私の場合は趣味が該当しましたが、仕事や勉強など多くのことに当てはまります。
トレードオフが苦手、仕事が忙しすぎる、休日も時間がない。
時間に追われてしまいがちな方にこの本は生き方を再度見つめ直す機会を与えてくれると思います。

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