モノローグが止まらない
頭の中、ずっと独り言みたいに誰かに話すみたいに、と言うよりは文章でずっと自分のことを話している。歩いている時、仕事をしている時も、映画を観ている時以外。これってみんなそうなの?私も今までそうしていたけど、今頃になって気づいたの?おかしくなったのか?いや普通か、マインドフルネスの説明で、人はほっとくと大体次から次へ何か浮かんできてそのことをずっと考えている。って言ってた。だから普通なんだ。いや、でもなんかうるさい、頭の中が。ちょっと何も考えない時間が欲しい。どうやら私は修行が足りないらしい。
考えてたこと。「ご飯ちゃんと食べてる?」て聞く人が好きだ。気遣いの最上級だと思っている。これを言うのは母、それと友人。
焼いたメザシが食べたい。炊き立ての白飯に焼いたメザシ二尾、味噌汁。朝ごはんはこれがいい。賃貸でメザシ焼くのは勇気がいる。グリルがあっても洗うのがめんどくさい。そもそも埼玉にはメザシ売ってるのか?定食屋でも見たことない。定食屋じゃなくて旅館で出るのかあれは。秋刀魚の腹は食えないが、メザシは丸ごといける。苦くてしょっぱくて美味い、アミノ酸の旨み汁。あと、筋子、筋子が食べたい。この辺のスーパーには売ってない。なんで?いくらは売ってるのに。あと八目鰻、実家ではぶつ切りの八目鰻がぶつ切りで味噌汁に入っていた。自慢。私は食でマウントするきらいがある。嫌な奴だな私。でも誰もマウントされたことに気づかない。八目鰻が羨ましいなんて言う人周りにいない。母はあの八目鰻自分でぶった斬ったのだろうか?恐ろしい。怖いものが好きな人はググってみたらいい。私はその画像を思い出してもう出されても食えないなと思った。今思い出してさっきまで久しぶりに食べたいなって思ったけど、無理食えない。八目鰻さんごめんなさい。君には罪はない。
母の出す料理は煮物、干物、煮魚、などで昔ながらの和食ばかりだった。ハンバーグとかオムライスとかコロッケさえもあまり出なかった。子供の頃食べたかったので作ってと言った。そしたら出てくるようになったがなんだか普通と違った。コロッケは平たくなくてまんまるだった。球。その中にナチュラルチーズの塊が入っていた。カレーははっきり言ってまずかった。スーパーで売ってるような大手食品メーカーのルーではなく、自然食品のルーを使っていた。私は結構長い間カレーが嫌いだった。オムライスも食べてみたかったが、母には荷が重いだろうと思って頼まなかった。高校時代、夜食で作って一人よく食ってた。カレーピラフを卵で包んで余ったカレールーをかけた。その頃は母も大手食品メーカーのルーを使って作っていた。しかし若い頃いっぱい食べてもそんなに太らないよね、羨ましい。今はカロリー計算して運動もしても全然痩せない。
しかし食欲があるってことはいいことだ。私はストレスやプレッシャー緊張で飯が食えなくなる。朝も早いと食えない。小中高と朝食をあまり食べられなかったので、母は「味噌汁の具だけ食べなさい」と言い、食べたら、「後、おひたし!」と言った。それだけは食べた。今は懐かしい、具のいっぱい入った味噌汁とお浸し。なんだか泣けてくる。情緒不安定なのだろうか?ちなみに母は生きています。
そんなことを考えていた今日一日。
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