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性格って何なんだろうかという話。

私は「クール」じゃないと思う。
別にみんなが思ってくれてるほど「真面目」じゃないし、「落ち着いて」もいないし穏やかでもない。
そして、申し訳ないけどお前に心配されるほど「ネガティブ」でもないし「根暗」でもない。

と、自分では思っている。

上記は全て、私が社会人になってからよく言われるようになったことである。(流石に根暗は面と向かって言われたことはないけど)

正直、社会人になるまで、そんなに人に「人見知り」とか「おとなしい」と言われるタイプではなかった。
別に「超絶陽のものです!!」というほどではもちろんないし大人数のパーティとかは好きではないが、ステージに立ったりするのが好きだったし色々なコミュニティに突撃していくのは好きだったので、そこまでそういうイメージじゃなかったんだと思う。

会社での振る舞いは、多分私にも非があるんだと思う。
ゴリゴリ前に出ていく人ばかりの弊社で、「こんなにみんな出たがりなら黙っとこ」って思っていた部分はある(今も思ってるけど)。
とはいえ、初対面に人に「人見知りだね〜〜」「大丈夫?」と言われるのは何だかモヤモヤした。

知ったか顔で私の"心配"をしてくる人事や育成担当にお前に何がわかるんだよ、と思った。

まあそんなこんなで1年弱ピンとこないキャラ付けをされながら過ごしてきて最近気づいたことがある。

「性格って、実は相対評価なのでは?」

性格って、外的要因のあまりない絶対的なものだと思ってたんですよ。
皆さんもそうじゃないですか?
性格ってあんまり変わらないその人のカラー、みたいなものって思ってました。

でもよく考えたら、若干振る舞いを変えているとはいえ基本的に私はそんなに変わってないのに、
高校時代の友人は「委員長タイプ」「どっちかというとよう喋る(からいつも昼ごはん食べ終わるの一番遅い)」
と思ってて
会社の人は「大人しい」「喋らない」「落ち着いてる」と思ってるんですよ。
大学のサークルでも比較的大人しい人が多い楽器系のサークルでは「元気」「明るい」っていわれてたけどダンスサークルでは「落ち着いてる」って言われることが多かった。

割と私自身がカメレオンタイプ(というと良いように言い過ぎですが、周りの状況でどっちにも振れるタイプ)だからということもありますが、
結局そういう評価って「そのコミュニティの中で」どうかって話に過ぎないな〜と思うんです。
自分自身が変わらなくても、アクティブな人が多い集団の中では「どちらかというと」大人しいになるし、静かな人が多いところでは「どちらかというと」おしゃべりな人という印象になるだけ。

でもなんか、あんまり自分のことを知らないであろう人から「お前はこうだ」ってラベリングされるのはどちらにせよあんまりいい気しないな。
シンプルに、「五月蝿い」。

まあとりあえず、私はあんまり誰かと向き合うときに、他者評価による性格は参考にしないようにしよう、と思った次第でした。
自分が向き合ってるその人が全てでよいと思う。
もし見せたい別の側面があったら自分から見せるだろうし。

久しぶりの更新、ここまでお読みいただきありがとうございました。


p.s. (ないと思うが)万が一これを読んでしまった会社の人へ
最初の方のゆるふわ暴言は見なかったことにしてください。何卒よろしくお願いいたします。

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