首領(ドン)・クリークの一言に共感
「いざという時につかえないやつほど、つかえないものはない。」
微妙にちがうかもしれませんが(笑)、わたしがONEPIECEの漫画を読んでいて、今でも心に残っている言葉です。
この言葉を発したのは、主人公でも四皇でもなく、ドン・クリークという敵キャラだったと記憶しています。
いまとなっては序盤も序盤、まだ東の海を航海していたころに出てきたキャラで、おそらく今の主人公にとっては、睨んだだけで倒せる雑魚キャラです。
めっちゃ悪いやつなんですが、
良いこと言うなぁ・・
って今はおもいます。
ドン・クリークが海上レストランを荒らしにきたときのセリフです。
この頃わたしは中学生か高校生で、その時はあまり印象に残っていませんでした。
それから社会人になって仕事をするようになり、現場で何度も追いつめられた経験を経たあと、ふとこの言葉を思い出しました。
「いざという時につかえないやつほど、つかえないものはない。」
はじめは、”使えない部下は不要だ”みたいな意味かと思っていました。
おそらくクリークはそのつもりで言っているかもしれません。
わたしの経験上ですが、やはりなにか物事が前にすすむときって、
その時その場にいる人で、どうにかしなければならない、
という原則があります。
いざというときにつかえないというのは、能力が低いとか、普段から練習していないから本番に弱い、ということではなく、
いざっていうときにその場にいることができない、
ということなんです。
学校の試験でいうと、テストの日に熱をだしてテストを受けられなかったとか、テストで名前を書き忘れたとか、そういう話です。
実際に仕事をしていても、私の経験では勝手に判断できないような場面に何度も遭遇しました。
そのときはやはり上司に伺いを立てる、相談をする、ということは当然やるのですが、それでもなんらかの事由で上司がかけつけられないこともあります。
当然無責任なことはできませんが、そういう時はやはり自分なりに考えて、その場にいる他の人に意見を求め、経験は無いながらも自分の考えを述べてから、処置の方針をその場にいる人たちと合意して決定します。(そうせざるを得ません)
昔みた名セリフのまんまです。
事件は会議室で起きてるんじゃなくて、現場でおきているんです。
現場にいる人でなんとかするんです。
すみません、、自分の経験を思い出してすこし熱くなってしまいました。
わたしが14年サラリーマン経験をして得た教訓の一つが、
その時その場にいること、
です。
ここまで書いておいてなんですが、懐かしいとおもって
「ドン・クリーク 名言」
でググってみました。
「いざという時につかえないやつほど、つかえないものはない。」
なんてセリフは出てきませんね・・・。
なんか別のセリフと勘違いしているかもしれませんが、もう後に引き返せないので、このまま投稿します。
まとめ
とにかく、求められるのは経験や知識や愛嬌だけでなく、必要な時に必要な場所にいること、それだけがすごく重要なこともある、
ということをお伝えしたかったのです。
もちろん何か役割やミッションを与えられてその場には臨むと思います。
会議に出て発言しないのは出席しないのと一緒だ、というのもそのとおりだとおもいます。
ただそれ以前に、その場にちゃんといられたことが、すでにすごいことであり、実績であり、自負すべきことだとおもいます。
そこで何を成すか、といった話は次の話で、その場に立つこと自体が、わたしには前進に思えます。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!