シドニー旅行日記2024 その③マンリービーチ
おはようございます。メルボルンの今朝の気温は7℃なのもあって、本当にシドニーでの過ごしやすさが恋しい。朝に強いかみなり君(彼)も、あまりの寒さに起きたては眉間にシワを寄せていたぐらいだ。
今回はシドニー旅行3日目を振り返ろうと思う。正直、この日が今回のシドニー旅行で一番よかった。普段のび太君のようにゴロゴロしている私にピッタリのペース配分+ハッピーな出会いがあったからであろう。
この日は土曜日だったので、朝から(10時過ぎ)CBDに移動してコーヒーを買おう〜と出発したものの駅付近で小規模のマーケットが開催されていたのを発見する。オークランドCBDに住んでいた頃を思い出すような感じの小規模なマーケットに心惹かれ、結局そこで朝ごはんを食べてから出発した。
都心に泊まっていたら、地域の小規模マーケットに参加するなんてできなかっただろうな〜と改めてかみなり君のチョイスを見直した(内心ずっと「なんでちょっと離れた所を選んだの」と思っていたのだ。反省。)笑
マンリービーチへ
フェリー乗り場まで電車で向かい、フェリーに乗って今日の目的地、マンリービーチへ向かう。土曜日なので混んでいたが、正直日本の「混んでいる」を知っている人には大した事はない。opalカードで8ドルぐらいでスス〜っと行けた。香港のオクトパス並みに便利である(言い過ぎ)。
フェリーからオペラハウスも見れるので、夕日の時間を目指して乗る人も多そうだ。
このフェリーの乗船時間も20分程度。この感じ・・・香港のセントラルからディスカバリーベイに行く時に似ている・・・!いや、広島の厳島へ行くフェリーに・・・!と、今までのフェリー経験を頭の中で並べている内にあっという間についた。
ジェラートを食べる
マンリービーチに着いてからの最初のスポットは、ジェラートの店ANITAへ。シドニーの中心部のどこかにも店舗はあるらしいのだが、マンリービーチで食べたいということで、旅のしおり(笑)に書いていたのだ。
お店がとにかく可愛い。フランスとかイタリアにありそうだ。行った事ないけど。
とりあえずこの日もすごく暑かったので、私はシャーベットを選び、彼は別の味を注文。2人で別々に買うより、2スクープを買って分けるのが私たちの定番である。週末なのに涼しいし、混んでないし、ラッキーと店内で座ってジェラートをほおばった。
この時点で12時ぐらいだが、遅めの朝ごはん+ジェラートでお腹パンパンだ。海を見に行こう〜と、海の方へ向かうが土曜日なので、ここでもマーケットが開催されていた。
マンリーマーケット
このマンリーマーケットは食べ物より手作りのものなどがたくさん売っているようなマーケットだ。ふら〜っと見て回ってビーチへ向かうつもりが、あるものが目に止まった。
フェルトでできた犬だ。手のひらサイズの小さいフェルトの犬。これが、たまたまうちで飼っていた愛犬と同じような模様だったのだ。
私は収集癖みたいなのは特にないが、うちで飼っていた犬がお星様になってから、その子に似ているグッズを見かけると買ってしまう。同じ犬種でも顔が全然違ったり、雰囲気が違ったら買わないので、家にグッズも3、4つ程度だ。
フェルトでできた犬を片手に、お店の中を見回すと、可愛い小人がたくさん並んでいる上に、その子達様の家や雑貨がたくさん並んでいる。どうやら、このお店はフェルトの人形の玩具屋さんらしい。
大の大人がちっこい犬を手のひらにのせて、小さい女の子達の後ろに並ぶ。(その子達の前に大人もいたのでちょっと安心した 笑)
その子達は毎週きているようで、ジップロックいっぱいに入ったコインを数えながら、隣にいる父親に「これ前から欲しかったからいいでしょ?」と懇願している。微笑ましい光景だ。
「お釣りはそこのバッグから取ってね。この子のラグ(カーペット)はどうする?」
と、彼女達に話しかけたのは、物語の世界にしか存在しないような、英語だと「kooky」という言葉がピッタリのおばさんだった。「彼女は、実は心の優しい魔女なのです。」と言われたら、「やっぱりね!」って思ってしまうような感じの人だった。
ちびっ子が「ピンク!」と言うと、丸いピンクのフェルトの上に小さな小人を置いて包んでいた。
私に順番がまわってくると、その店主が私に「はい、小さいパピーね。7ドルよ。」と言いながら丸く切られたフェルトの山を指さして、「この子にはどのカーペットにする?」と聞いてくれた。カラフルなフェルトの中から、彼女の近くにあったオレンジのフェルトを指さして「これ!」と、私まで子供の様に選んだ 笑。
「このパピーが泥遊びしたら、足を拭かなきゃいけないからマットは大事よね。」と、オレンジのマットの上に子犬を置いて大事そうに包んでくれた。
なんか・・・いい!こういう人好き(語彙力)!そこの空間にいるだけで、物語の中に迷い込んだような一瞬だった。(ちなみに、彼女のお店の名前はThe Pixie Patch。)
ビーチとお昼ごはん
マーケットを抜けると、奥にビーチがあった。水平線がこんなに綺麗に映るなんて驚き!写真でもすごいけど、実物はもっと綺麗だった。
そのビーチを横に、ぷらぷら散歩。いかにも「ホリデー」って感じだ。お昼ごはんを食べようにも、どこに入ったらいいかわからない・・・と迷っている時に、海が見えるバルコニーがあると書いてあった看板を見かけたので、そのハンバーガー屋さんのあるビルの中に入った。
「海が見えるバルコニー」と聞くと洒落ているが、実際はカジュアルな海の家みたいな感じのお店だった。だが、路面に出ているお店じゃないだけあって混んでいなかったので、私には幸せじゃ。
昼食後、さらに散歩をしてからちょっと早めに退散する。夕陽の時間だと混むかもしれない〜と言ってフェリー乗り場へ向かうと、もう一つビーチを発見!
もしや、ここが穴場?!
先ほどのビーチほどの綺麗感はないが、空いていて良さそうだった。
シティに戻る
シティにフェリーで戻ってから、橋の見えるお店で優雅にお酒を飲む事に。運よく海沿いの席に座れたので、夕陽の時間まで飲んで過ごす。飲み過ぎである。
夕陽の時間になったぐらいに、オペラハウスの周りをぐるっと一周!夕陽って見ているだけで心が浄化される・・・!と、強風の中(笑)2人で写真をたくさん撮った。やっぱり日が暮れるとちょっと寒いが、お酒のおかげか寒さをあまり感じず、晩ご飯のお店まで歩いて行った。
晩ご飯は、TikTokで見かけた「Astro バーベキュー」!韓国・日本風焼肉の食べ放題!これが、安いプランだと1人59ドルで90分食べ放題なのだ。
正直焼肉のクオリティーにそこまで期待していたわけではないが、お得な上に美味しそうだったので予約した。いい意味で期待を裏切られた!
美味しかった。前菜も全部美味しくて、2人なのに59ドルの方のメニュー全部制覇した 笑
しかも、お腹空きすぎた上に食べ物が美味しくて写真を撮り忘れるという失態を・・・!けど、本当に美味しかったのでおすすめ。
今振り返っても、3日目は本当に充実した1日だったと思う。
大満足だ。
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