【メルボルン奮闘記】モヤモヤ気分を発散したかったので、実果子ちゃんと同じ事をした。
数ヶ月前までシャンクスみたいな赤毛で過ごしていた私だが、密かに2ヶ月半ぐらい前に茶色に戻した。しかし何も考えないまま赤髪の時にバッチリとパスポートの写真を撮ったので、私の暗黒期もなかった過去にはできないようだ。
ご近所物語の実果子ちゃんの影響もあってか、自分の気分によって髪型を変える私。今回もモヤモヤしてたのもあって、「髪切ったらちょっとハッピーになれるかも」と、はさみを手にとった。
いざ鏡の中の自分を見ると、なんだか髪の調子も悪く見える。ええい、切ってしまえ!バッサリ。あら?左右長さ違う・・・いいや、もっと切っちゃお!バッサリ。と、勢いをどんどん増し、正気に戻ると・・・
ヤンキーなちびまる子ちゃんになってしまっていた!
(コナンの「体が縮んでしまっていた!」の声で読んでください。)
幸いな事に身を隠さなきゃいけなかった程ではないが、身を隠したいぐらいの失敗である。毛布を頭からかけカオナシスタイル(下記に写真あり)で、帰宅した彼に泣きついたら、「美容院もうちょっとしたら予約一緒にするって言ったのに!」と、言われた。
勢いを止められないアラサーなのです。思春期の実果子ちゃんと同じ行動をいつまでもしないでほしいですね、はい。
突発的な行動と言えば、料理も同じスタイルで私は作る。
「どこどこの〇〇が食べたい・・・!」と言った衝動に駆られると、レシピをパパッと検索してすぐに作る。食欲に貪欲に生きている。
先週は、香港の紅豆焼餅という福岡の梅ヶ枝餅に似ているお餅が恋しくなった。香港のモンコックの花園街の近くにある有名な香港のお店。気になる人は、「香港 奇趣餅家」で検索したら出てきます。その欲望を満たすために20分で作った。私の欲望は短期型なので、スピードが命だ。
他に「食べたい」という衝動に駆られて、フォカッチャ(3回作った)、欧風カレー、キムパプ、台湾唐揚げも作ってしまった・・・そりゃ太るわ。手間のかかる料理も、今は時間があるので好きな時に作れる。普段はレシピすら見ないのに、食べたいものがある時だけはちゃんと確認して作るから料理ができる人みたいに思われてしまう。違うの。ただ単に自分の欲望に忠実なだけ。
だが大雑把な上に海外生活が長いのもあって、色々代用しながら作りがちだ。「あ、醤油ない。」「え、コチュジャンない・・・」なんて事もあるが、出たくないので家にあるもので代用する。モットーは「美味しければよし」だ。以前投稿したが、香港で育ったのもあるので調味料は国にこだわらず似てたら無問題!スタイル。なので、毎日の料理は上手でもない。ガパオなんかは作る度に味も材料も違う。
おでんも「おでんの具」を揃えると高いので、フィッシュボールで代用したりする。そうです。カレーにフィッシュボールはモヤモヤしてしまうけど、おでんはギリセーフ!「だってどっちもねりものだから!」というのが私なりの理由。
そうやって衝動的な欲望に身を任せて生きてきた私だが、なぜか衝動的に「〇〇へ行きたい!」というのが最近ない。メルボルン市内でどこどこに行きたいという気持ちが出てこないのだ。メルボルンを満喫できていないせいなのか、ただ単にお疲れ気味なのかは謎である。
先週から再び悪夢を見るという現象が続いているので、疲れているのは事実。だが、そのおかげで外食やテイクアウトを取ることが多くなった。やったね!
だって、メルボルン食べ物美味しいんだもん。
美食の街・香港からニュージーランドに引っ越して、美味しくても香港ほどじゃない・・・なんて思った事が多かったニュージー生活。けどそれも、ニュージーランドの地元の料理よりアジア料理ばかり食べていたからかもしれない(インド料理はNZの方が美味しい気がした)。そんなアジア料理好きの私に、メルボルンはぴったり。
ニュージーランドでなかなか出会えなかった美味しいフォーも、メルボルンではすぐに出会えた。二日酔いにはフォーっていうぐらいフォー好きだったので、嬉しい。メルボルン探索はもしかしたら、外食を目的にしたら行きたい場所が増えるのかもしれない。
食べたい分、また動かなくては。
あれ?なんの話だっけ?
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