今ほったらかしている頭痛はいずれ緊急かつ重要な事になる
慢性的な頭痛は命の危機、後遺症のリスク等が少ないと考えられがちで、そのためにしっかりと頭痛を解消させようと考える人は少ない。
しかし、頭痛が慢性化していると後々の脳卒中、心疾患のリスクが高まるとも考えられている。
https://www.jhsnet.net/zutu_topics_88.html
"片頭痛患者、特にMAにおいては心血管病リスクが一般人口に比較して高まっている可能性が大きなデータを用いて示されたといえる。"
よく、成功をおさめるための法則として挙げられるのが、『緊急ではないが重要な事』に注力していく必要があると言われている。
これは、後々時間が経てば『緊急かつ重要な事』に変わってくるから、今のうちに取り組んでおくことで、後々追い詰められなくても済むとも解釈できるのではないか。
頭痛が慢性化している場合、日常生活が乱れた結果に頭痛が引き起こされていることがほとんどである。
なので、頭痛を根本的に解消させていこうとすると、自分と向き合い日常生活の改善に取り組む必要がある。
しかし、現実的には多くの場合で、日常生活を見直すというのはとても面倒くさいと感じるためなかなか取り組む方は少ない。すぐさま鎮痛薬を使ってその場を凌ぐ事がほとんどである。
※そもそも、頭痛の根本原因が日常生活にあると気づいている人はほとんどいない。
僕も以前はそうだった。『根本原因』を見つけ出して、鎮痛薬が必要無い状態を目指すという発想すら無かった。なので、何度も頭痛に悩まされ、寝込む事もあった。
とは言っても、中には頭痛を必死に治したいと願う方もいる。
そのような方にとって頭痛を治すという事は『緊急かつ重要な事』となっているのである。
頭痛の苦しみに耐えきれなくなると『緊急かつ重要な事』になっていく。
このような場合は、アドバイスも素直に聞き入れる上に、即座に実行・実践して、比較的早期に頭痛を解消させていく。
とても素晴らしい事だが、できればそのような状態になる前に気づいて対処しておいた方が良い。
頭痛は有限な人生において大きな無駄な時間である。
いや、人によっては健康の大切さに気づくために必要なものだったりする。
病気や症状は身体からのサインであるから、良し悪しを決めるものではないのかもしれない。
『緊急かつ重要な事』になる時が脳卒中や心筋梗塞等を発症した後であると、その後遺症などで一生後悔する可能性もある。
なので、今慢性頭痛に悩まされている方は『緊急ではないが重要な事』という視点で捉えて頭痛を解消させる取り組みを意識できると良いなと思う。