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最後に持ってゆけるのは思い出だけ

だんだん実感として分かってくる事。
インスタでたまたま流れてきたスティーブ・ジョブズの言葉が沁みる。

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「私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。

他の人の目には、私の人生は、典型的な成功の縮図に見えるだろう。

しかし、仕事を除くと、喜びが少ない人生だった。


人生の終わりにあっては、富など、
私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。

病気でベッドに寝ていると、人生が走馬灯のように思い出される。


私がずっとプライドを持っていたこと、認められてきたことや富は、

迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味をなさなくなっている。

この闇の中で、生命維持装置のグリーンのライトが点滅するのを見つめ、

耳には機械的な音が聞こえてくる。

神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。


今、やっと理解したことがある。

人生において富を積み上げた後は、
富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。

もっと大切な何か他のことを。


それは、人間関係や、芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。

終わりを知らない富の追求は、人を歪ませてしまう。
私のようにね。


神は、誰の心の中にも、富によってもたらされる幻想ではなく、
愛を感じさせるための「感覚」を与えてくださった。

私が勝ち得た富は、死ぬときに一緒に持っていけるものではない。

私が持っていけるものは、愛情にあふれた思い出だけだ。


これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、

あなたに力を与えてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。」

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いつまで稼ぎにこだわるのか?
と自問する。
のんびりしてられないなあと焦る。

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