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期待値

庭で準備を整え、
家の向かいの公園前へバイクを押し出す。
(庭の芝が滑りやすくて、
この場面が一番緊張する)
すぐにエンジンをかけると、
うるさいかもと、近所に配慮。

大体の方向性は考えてはいるが、
走り出して変わる事もしょっちゅう。
だから決めすぎない。
期待値を上げすぎないのが大事。

幸せかどうかは、本人の心次第と、
仏教は説く。
でもその前段階で、
期待値を上げないことが重要だと思う。
ご利益がぁ〜とか、悟りがぁ〜なんて
目的にした時点で、もう終了。

山の中では、1日の終わりと、下山する時に、
御本尊に向いて拝む。
特に願うことはせず、ただマントラを唱える。
意識は持つ。

自分がこの環境の一部(欠片)であり、
馴染んでいられる(溶け込んでいられる)事。

その環境の空気が、慈悲に満たされ、
みんなに蔓延してゆく事。

この2つの意識を持って、ただ拝む。

何かに期待するから欲が生まれ、
人は苦しむ。
期待値を上げないことが、
ハッピーに生きるヒントではないかと、
ふと思った。

バイクのエンジンをかけ、走り出す。
気持ち良く走れるだけで、目的達成。
あとはオマケ。
環境と健康に感謝するのみ。

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