ズルズルス

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原神 天理の調停者の正体考察

この記事は前回の核心考察を元に謎めいた「天理の調停者」、「見知らぬ神」の考察をしていく。 前回では、天理の調停者は「時の執政」及び「空の執政」に関係していると推測した。 (順序立て説明) ■聖遺物になぞらえて、生・死・時・空…が「四つの影」を表してるとした。時の執政イスタロト、死の執政ロノヴァと並んで「生の執政」「空の執政」 ■「空の杯」は英語で「Eonothem」と言う。「時の砂」は「Eon」と表される。Eonは(スターレイルでいうアイオーン)、時間の流れを表す。E

    • 原神 核心のストーリーの考察 及び世界観考察

      まず、原神が異様なストーリーの形態をしているという前提がある。 原神はストーリーが色んな所に大量にある。 テイワット創造主、旧世界の龍王、禁忌の知識、人間を導く銀色の樹、寒天の釘、月の三姉妹、魔神戦争、カーンルイアの災害、降臨者、五大罪人、アビス、魔女会、神の目、神の心、ファトゥス、旅人、片割れ 多くの謎が書籍、世界任務、武器ストーリー、キャラクターストーリー等にも描かれる。 しかし、原神は現時点の五カ国目ナタにして、これらの謎を未だに拡げるばかりでどのようにして回収さ

      • 模擬宇宙:黄金と機械 解明編

        前回の考察↓ ・トローラ・ファエンサは冷酷非道成り上がり ・皇帝ルパートはアッハの造物であり哀れな慈父 ・鉄の玉座の古の富の王は最大の謎で必ず重要だ ストーリー更新や他考察、読書を経て更に深く読めそうなので! 古の守護者の起源 「古の富の王」とその守護者と玉座、それは『宇宙の玉座・1』と『皇帝ルパート・1』に登場する。技術部のド・ウェインは守護者にあしらわれ、開拓者(主人公)は何も知らぬまま謎の光景を見せられる。 【頭の中の「憂鬱」が目を閉じた女性の姿に擬人化され、あ

        • ホヨバースと現代科学の関係考察 (量子力学、遺伝学)

          とはいえ易しく理解できる本を数える程読んだ程度なので、前回に続き大雑把な話になります。 量子力学と遺伝学とホヨバース 量子とは宇宙の最小構成単位「粒子」(色々ある)のことです。 遺伝子は生命体を構成する最初の細胞です。 「粒子」の電子とか原子、分子から色んな元素、物質ができています。 遺伝子からタンパク質による体の部位の生成が設計図のように命令されます。 つまりこの二つは人間が見える世界、人間自身という、言わば宇宙の全てを表しています。これは前回のグノーシスのテーマと

          ホヨバースとグノーシスの関係考察(崩壊3rd、原神、崩壊スターレイル)

          グノーシス主義に関する様々な文書を見せて下さる有難いサイト↓ 大量に記事があり難解ですが「ヘルメス文書」が非常に読みやすいです。ヘルメス・トリスメギストスその人がグノーシスについて優しく教えてくれます。 私はこのサイトの全てやグノーシス関連の知識全てに目を通したわけではないので、雑学的な考察になると思います。しかし現時点でもホヨバースの理解への一助になるでしょう。 グノーシス主義とは 原神において「グノーシス主義」というキリスト教の異端宗教が重要というのは有名な話です。

          ホヨバースとグノーシスの関係考察(崩壊3rd、原神、崩壊スターレイル)

          宇宙の蝗害 解明編

          原典のストーリー ルアン・メェイの勧めもあって「繁殖」のタイズルスが諸宇宙の災厄として存在していた時期に模擬宇宙のスポットを当てる。(この後ルアンはこれを元に繁殖の使令のクローンを造る) 方針としては、まず当時に生きていた「運命の行人」の人生を反映させて運命の力を集める。そうすると星神が一瞥しに来るのでそこで星神の動きを観察しようということだ。 なので描かれるストーリーは「運命の行人」と「星神の動き」の二つになる。現在から何万年も前、しかも間隔が何百年とかのストーリ

          宇宙の蝗害 解明編

          模擬宇宙 黄金と機械 全ストーリー解釈

          概要 「黄金と機械」はver.1.6只人と神の栄冠にて追加された模擬宇宙の新コンテンツ。 そこで描かれる物語は、「皇帝ルパート」の物語である。ルパートは「アーカイブ」に初期から登場していた、はるか昔「機械皇帝戦争」を引き起こした天才クラブ会員番号#27の無機生命体である。自身の誕生と同時に「反有機方程式」を導き出し、数多の無機生命体をその方程式によって狂わせ、従えて宇宙を破滅の危機に陥れた。 その時代を模擬宇宙でシミュレーションし、詳細を明らかにするべくヘルタ達と開拓者は

          模擬宇宙 黄金と機械 全ストーリー解釈