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おすすめの本紹介~人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない~

今回は、僕が影響をうけた本の中の一冊
『人は自分が期待するほど、自分をみていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない』
についてご紹介します。

こんにちは。

僕の人生にとって本は書かせないもののひとつですが、そのなかでも影響を与えてもらった本が何冊かあります。

そのうちの一つである、藤田晋氏、見城徹氏の共著である本なのですが、

藤田氏はサイバーエージェント(アメブロやAbemaTVなどのサービスを提供)の社長で、他にも『渋谷で働く社長の告白』『藤田晋の仕事学』『起業家』など、数々のベストセラーも出版し、言わずと知れたカリスマ経営者。僕自身も少なからず影響うけました。

見城氏は、幻冬舎(出版社)社長で、数々のベストセラーを世の中に輩出した編集者の方です。
『たった一人の熱狂ー仕事と人生に効く51の言葉-』『編集者という病い』というベストセラーを出版しています
。とにかく熱く破天荒な人生を歩んできた方というイメージです。

そんな各界を代表する二人が書いた本ですが、むちゃくちゃ熱くなれる本です。仕事をがんばりたい、何かに夢中になりたいという方におすすめです。

簡単に僕が印象的だった内容を3つ抜粋して紹介します。

1.居心地の悪いところに宝がある
自分と考えがあわない人、ステージが違う人、違う世界で生きている人は基本的に居心地が悪い存在だと思います。でもそういう存在こそ宝だと語っています。

自分もそうでしたが、今までやっていたなれた仕事や、過去の延長線上の仕事では自分のステージをあげていくのは難しかったです。それこそ、いつもやってないことにチャレンジしたり、自分とは考えの違う人材をチームにいれたり、自分より結果を出している方から学んでいくことでステージアップしてきました。もちろん、慣れた自分、いつも通りの自分ではできないことばかりなので居心地は悪かったです。

2.ヒットしたものはすべて正しい
『現実は主観に勝る』と見城氏は本のなかで言っています。まさにビジネスをやっている人は全員この考えからブレてはいけないと思っています。

どうしても自社の製品やサービスの方がいいのにと思ってしまいますが、結果がでていると言うことはその原因が必ずある、そこからビジネスマンは謙虚に学ぶしかないと教えてもらいました。自分一人の意見は日本で考えても1億2000万分の1の考え方。マーケットやお客様がどう考えてるかを大事にしてこそヒットする商品やサービスが生まれる、傲慢になってはいけないと改めて思いました。

3.朝令暮改で行こう
時代は刻々と変化するもの。だからこそ、実情に沿わないのであれば、すぐに変えること。変化を恐れた組織は崩壊する。と同時に、軸がなければ、説明責任を果たさなければ多くの人の信用を失い、人が離れていく。と書かれています。

経営者として、大きく変えることを決断をするのは勇気がいるし、うまく言っていることを変えたくないものです。ある経営者からも『うまくいってるときに次の手を打て』とアドバイスしてもらったこともあります。実体験ですが、うまくいってるときは回りが見えず、そのアドバイスをもらっても、弾いてました。すると半年もたたないうちにうまくいかなくなったことが何度もあります。まさに時代は刻一刻と変わっているし、変化がないことで組織が硬直化していたなと感じています。
逆にコロコロやることを変えていたときもありますが、前述にある通り説明責任を果たしてなかったり、ビジョンや目標がチームに浸透していなかったので、組織が疲弊してひとがはなれていくこともありました。

まずは、ビジョンや目標をしっかり示し、そのなかで変えるべき事はスピード感をもって変えていくこと、そして、その説明責任を果たすこと。改めて大事にしていきます。

他にも本著から影響うけたことはたくさんありますが、基本本著はあるテーマに対し、見城氏の解釈と藤田氏の解釈がそれぞれ書かれているのですがそのバランス勘が絶妙だなと感じます。チームにはこういう関係が大事だなと考えさせられます。

本から学ぶことは多いです。
特に上司の立場だったり、経営者だったり、チームや組織のトップに立つ人は客観的に自分をみるいい機会になります。読書をするとほとんどの場合、『やってしまってるな、自分』と思います。

謙虚に学んで柔軟に変化できる経営者になっていきます。

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