主語は「わたし」
前回の内容は自己肯定感をいかにして持つか?と題して、それは「今の自分を感じること」の積み重ねであるという内容を書きました。
シンプルにそれだけなのですが、私なりに工夫をしてやってきたことを加えて書いておきます。
主語を「わたし」にする
人との会話であったり、メールやLINEで文章のやり取りをする場面において、意識的に主語を「わたし」にします。
そんな事当たり前と思うかもしれません。ですが、意識してみると意外と私になっていないことが少なくないのです。
それはどういう事かというと、親しい友だちとの会話で
「〇〇ちゃんって、そういうとこあるよね」
「△△さんは仕事ができる」
「テレビで……って言ってた」
こんなフレーズ、よく出てきませんか?
これでは主語が「わたし」ではありません。
言い換えると…
「〇〇ちゃんって、そういうとこあるとわたしは思うよ」
「わたしは△△さんが仕事ができると感じます」
「テレビで……って言っていたけど、私は……と考える」
という言う具合です。
これは大きな違いがあります。
前者の主語が「わたし」でないと自分が不在になるんです。
何気ない会話にすぎません。でも、これを積み重ねていくと肯定する自分がいなくなっているのではないかと思うのです。
そうだと仮定し、肯定する自分を積み重ねていくために主語を「わたし」にして、自分の発する言葉に自分を存在させ、その声を自分で耳で聞いて、今の自分を感じていくことを取り組みました。
これは今でも続いています。というか、主語を「わたし」にするのに慣れると、もう他人を主語にできなくなります。人を主語にすることに違和感が出てくるのです。
言葉は言霊です。本当にこれだけのことですが、意識的に大きな変化が生まれます。着実に自分に自信がついていきます。
簡単に今すぐ始められますしね。おススメです。