動機を探る
今回のレポートは、なぜ自己肯定感を求めるか?ということについてです。
動機を明らかにすることで、自己肯定感を本質的に理解することができると思います。
自分を肯定する理由
結論から言うと、動機は「無価値感や罪悪感」にあると考えます。
これらの感覚は具体的にどういうことかと言うと、
・何となくモヤモヤする感じ
・このままではいけない不安感
・何か改善しなくてはという焦り
というネガティブな感情が比較的長く続く状況です。
無価値感は自分に価値を感じられない感覚で、罪悪感は罪の意識ですが、言い換えると、自分が正しいのか不安になる(自分は悪くないはず…という)感覚です。
この感情から逃れるために、自分に価値を与えたり、良い行いをを求め、自分を肯定する必要性がでてくるように思います。
そんな感覚は身に覚えがない…??
この無価値感や罪悪感はちょっとやそっとで形成された感覚ではありません。私たちが子供のころから知らず知らずのうちに少しずつ積み重ねてきているものです。
・親の言うことを聞かないと怒られる=言うことを聞くと褒められる
・周りと同じことを求められる=違うことをするのが間違っている
・良い子は正義、悪い子は悪という価値観のすりこみ
・自分が親に迷惑かけていると思い込んでしまう
などなど。
子ども時代に教育や人間関係でこれらの下地がつくられ、その後成長して社会に出てもその延長を生き続け、自分では無価値感や罪悪感を抱えていると認識のないまま大人になってしまうのです。
発信することが自己肯定
状況は違えど、何となく同じようなモヤモヤを抱えている人がほとんどなのではないでしょうか。御多分に漏れず、わたしもそうでした。モヤモヤを抱えながらも「仕方がない」と言い訳をして過ごしていました。
けれど、もう、言い訳をして過ごせない。自己肯定感を追及すればするほど、このような発信をせざるを得ない。私にとってはこれが自己を肯定する行動でもあるのです。