好きなことで稼ぐための考え方と成長し続けるために必要なもの
僕の周りにも音楽でマネタイズすることを始めた人が少しずつ増えてきた。僕自身も音楽でマネタイズを始めて3年が経たった。
今では音楽のマネタイズだけで生活ができるようになったから僕なりに大事だと感じていることをまとめておこうと思う。
●学校的価値観を取っ払う必要性
マネタイズする際に必要になってくるマインドと捨てなければならないマインドがあると僕は感じている。
まず捨てなければならないマインドから説明しようと思う。それは学校的価値観というマインドだ。
この学校的価値観というマインドは今までいわゆる学校エリートだった人ほどこの価値観に染められている。
簡単に説明すると「学校の先生の意見は絶対!」とか「人からお金をもらうなんて悪だ!」とかそういった考え方だ。
(詳しくは知りたい方はちきりんさんのマーケット感覚という本に書いてあるからぜひ読んでみていただきたい。)
実際のところ、基本的にはどんな人でも絶対に最初は学校的価値観に染められているからなかなかこの価値観から脱することは難しい。
幸いにも僕は基本的に人と一緒なことをするのはつまらないとか、集団行動ができない人間だったというのもあったことから学校的価値観から脱することが25歳の時にはできていたと思う。
それでも時間がかかったと思うけれど学校的価値観から抜け出せなければ絶対に今の生活はないと言い切れる。
まずはこの学校的価値観から抜け出す意識は常に必要だと思っていただきたい。
●準備が万全にできてから始めようでは一生始められない
資格を取ってから!とかキャリアを積んでから!と言ったことをよく聴く事がある。言いたいことはわかるがいきなり高みを目指しすぎなんじゃないか?と僕は思う。
稼いだことのない人ほどいきなり一流プレイヤーと比較して考えてしまうのだと思うが心配しなくて良い。
一流プレイヤーだって必ず下積み時代はあるし、1円を稼ぐというハードルを絶対に通ってきている。
天才でもない限り、飛び級で一流プレイヤーと同じ報酬を得ようなんてそんな簡単な話があれば僕もそれを必死で探していると思う。
音楽でマネタイズを始めたい!と考えている人から相談を受ける時に僕がよく言うのは「まずは音楽で1円を稼ぐことを目標にしましょう」と言う言葉。1円であればまだそこまで肩の荷は重くないと感じられるはず。
確かにプロ意識は1円だろうが必要だ。だとしても1円であればスタートラインに立とうと考えられるはず。
1円さえ稼げればあとは足し算と掛け算の繰り返し、スタートして走りながら必要な知識を得て、成果を積み上げていけばそれが経験になる。
気づけば1円から1000円に、1000円から1万円。1000円から1万円にまで成長できればあとは工夫次第で報酬は増やせていけると僕は思う。
●自分にはできないんじゃないか?と迷った時の判断の仕方
実際に依頼を受け始めると必ずどこかのタイミングで「自分にはこの仕事はできないんじゃないか?」と迷う時がくる。
こういった場面は僕も何度もあるがここで判断するポイントを紹介しようと思う。それは自分の中で成功率が50%以上あれば残りの50%は気持ちの強さで埋められるということ。
迷う時点で成功率は100%とは言い切れないのかもしれない、しかしクライアントは期待と信頼をして依頼をしてくれている。
報酬を伸ばす時に勝負所が絶対にやってくる。迷いのタイミングほどその勝負所が多い。そういったときは「絶対になんとしてでもクリアする!」この攻めの姿勢こそが気持ちの強さになると僕は考えている。
●自信はあとから勝手についてくる
マネタイズしようにも自分には自信がないという言葉がよくある。その気持ちはよくわかる。僕も最初はそんな気持ちがあった。
だからこそ伝えたいのは心配しなくても誰もが最初は自信が無くて当たり前なのだ。
わかりやすいよくあるパターンを紹介しょうと思う。これはマネタイズする以前にもよくある話だが自分のクオリティに納得がいかないからといって世に自分の作品を発表しないというパターンだ。
考えてみれば当たり前のことで周りからの評価が怖くて殻にこもっていては第三者からの意見や評価が得られることがない。だから自信が身につくこともないということだ。
僕は今でも「このクオリティで大丈夫だろうか…?」と感じる場面がある。そういう時でも意外と良い評価をもらえたりする時だってある。市場からの評価はセルフブランディングももちろん大事なことだが大体は信頼で成り立っていると経験からそう感じている。
だから自分のできることを全てやった上で与えられた評価に対して良い評価だろうがイマイチな評価だろうがそれを受け入れて次に生かせばどんな評価だったとしても前向きになれるし、自信にもなっていくはずだと僕は思う。だからまずは行動してみて自信はあとから身についてくるものと考えれば挑戦も楽しくなると僕は考えている。
●常に発信を意識する
これは本当にそのままで常に発信を意識することが重要。
マネタイズのためには人を集めることも大事なことだと僕は思っている。
集客やマーケティングが苦手だと感じている人に一番簡単な方法を紹介する。なんでもいいから自分の周りに人を集めることを考えることだ。
なんでもいいというのは定期的な飲み会でもネット上のサークルでも方法は何でも良い。やり方によってはSNSを利用したプレゼント企画を使うという手でもいいだろう。
自分が無料で差し上げても良いという範囲内で誰かの役に立てるような情報やノウハウを提供するということや居心地が良い空間を作るということを意識すれば人は集まってくる。
その前段階として常にSNSやブログ、動画サイトなどで発信を意識することも大事だと感じている。
私の例として、わかりやすいものはブログやフリートラックだ。特にフリートラックはヒップホップが世界的にトレンドであるからこそその勢いを利用したいという考えの元、行っている。
トレンドは注目を得るには便利なものだと思うが同時に自分が本来やりたいものと離れていく時もある。自分の精神的な衛生面にも気を付けてトレンドを意識した動きも大事になる。
●収入の80%を再投資に回す
生活の中で息抜きも必要だが収入の80%を再投資に回すという考え方。
好きなことで稼ぐためには常にアップグレードをしていく必要があると僕は考えている。考え方をもっとわかりやすくすると稼いだ分だけ自分を強くするということだ。投資で言うところの複利に近いような考え方かもしれない。
お金の使い方には消費、浪費、投資の3つの使い方がある。
投資は収入が発生する見込みがあるものにお金を使うという考え方だ。
しばらくは僕もまだまだ投資にお金を使い続ける必要がある。
投資をしている間は孤独を感じる時があるが今足りないと感じているものは投資した先で勝手に集まってくるからガンガン投資にお金を回そう。
●ライバルを大切にする
成長し続けるためには僕はライバルの存在は必要だと感じている。ライバルがいるからこそ熱くなれる瞬間があるからだ。
モチベーションを自分の内側からではなく外側からもらうという発想。
自分の内側からモチベーションを高める場合は成果を出した時や苦手なことを克服した時などの充実感だ。
外側からもらう場合は成果に対する評価や目標とする人物や憧れの人物が現れた時だと僕は考えている。
いつかこの人を超えてやるという憧れは次第に目標になり、そして目標を超える瞬間がある。
その道中では挫折があったり様々な感情的になる瞬間が何度もある。
そういった感情的になれる瞬間が充実感になり、モチベーションを高めてくれる。そして自分の成長へと繋げてくれる。だからライバルを大切にする必要があると僕は考えている。
●おわりに
ざっと大切だと感じていることを並べてみた。
まずは学校的価値観や準備をちゃんとしてからという考えを取っ払うことが最初はとにかく大事だと思う。というわけで今日はこの辺で、ではまた。
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