副作用と離脱作用

おそらく、健康な人は「副作用」は知っていても「離脱作用」という言葉はあまり聞いたことがないのではないでしょうか。

離脱作用を知ったとき

薬を服用しはじめて副作用の恐ろしさを思い知りました。
何度目かの受診でどうにも薬が合わないようだと診断をされ、薬を変更しました。

ああ、これで副作用から開放される…そのときはあまりに辛すぎてそんな言葉が頭をよぎりました。

しかし!人生はそんなに甘くない!!
あれほど辛かった副作用が1.5倍、いえ2倍になって返ってきたのです。

3日ほどで症状はなくなりましたが、トイレ以外ほとんど動くことができず、保育園のお迎えなどはフラフラしながらやっとのおもいで保育園にたどり着き保育士さんに「ママ、大丈夫?」と声をかけられました。

あとから知りましたが、これが離脱作用なのだそうです。
薬を変更するとき、もしくは止めるときに、前に使用していた薬が抜ける際に副作用と同じような悪さをすることがあるのだそうです。

先に知っていたとしても結果は変わらなかったと思いますが、薬を変えたのにこんなに辛いの…?という混乱はなかったかなと。
あの頃は本当にパニックでした。

副作用と離脱作用のミックス

薬を変更するということは当然副作用と離脱作用の「ミックス期」というのがあるわけです。
体質に合わないものだと、薬の新旧コンビがタッグを組んで襲ってくるような感じでした。(どんな感じ?)

結局、たくさん薬を試し、その都度副作用と離脱作用と戦い、量を減らしたり増やしたり、試行錯誤したのですが、主治医の判断は「副作用の出やすい体質なので薬を一旦止める方向で診ていきましょう」ということでした。

まだ、完治はしていないのですが、少しずつ薬を減らして、最終的には睡眠薬のみにしようと今内服量を制限しているところです。
これもうまくいくかわからないので、まだまだ先が見えないのが不安ではあります。

そろそろ仕事もしなければならないと思いながらも、薬を減らしている離脱作用の影響で体がだるくスマホすら重く感じてしまうので、まだ自分は使い物にならないのかと思うともどかしくもあります。

今の薬を減らす治療がうまくいくことを願うのみです。


次回は、うつ病と子育ての葛藤について綴ります。実体験の中で印象
子育てとうつ病は、ときに病気の原因になったり、癒やしになったり、一言では表せない関係性があるように思います。
今ひとりで頑張っている人に「あるある!!」って言ってもらえるような内容かもしれません。
自分だけじゃないんだって思ってもらえると嬉しいです。

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