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共通テスト直前!いまスタートする高2の受験計画
◆はじめに
まもなく大学入学共通テストです。1/13,14の二日間、受験生にとってはまさに運命の週末ですね。
とはいえ、国公立志望の皆さんにとってはまだまだ一次試験。ここですべてが決まるわけではないので、志望校を決定するための第一関門と思って、前向きな気持ちで取り組んでください。
出た結果を素直に受け入れ、そして冷静に自分の進路を見定める姿勢が大事です。
◆高2は共通テストがスタート
私の教室の高2生、すなわち時期大学受験生に対しては、今回の共通テストにチャレンジさせます。仮想の大学入試一次試験ですね。
とはいえすべてが既習科目ではないので、出来る科目を絞ってという形になります。
まだやらせるには早いのでは?という見方もありますが、スタート時点での自分のポジションを知り、目標とのギャップを数字で知ることが、計画のスタートだと確信しています。
受験勉強の計画は山登りと同じです。標高500メートルのハイキングと、3000メートルのアタックでは、かかる日数もルート選択の難易度も異なります。さらに用意すべき装備のグレードや、食料の総量も、日数から判別して検討しないといけません。
自分が登る山の高さも知らず、気象や地形の知識もなしに、それっぽいアイテムだけをかかえて見よう見まねで臨んだら命を落とす可能性もあります。(実際そんな事故は多発しています)
これは受験勉強だって同じことです。よく「敵を知る」という言葉が使われますが、志望校=敵というのはちょっといただけません。あえて言うなら、相手が何を望んでいるのか、どんな試験科目で受験生を選別しようとしているのかを詳細に把握して、”ニーズを一致させる”という感じに近いのではないでしょうか。
そのためには、計画初期段階で相手がどういう要求をしているのか、実際に知っておく必要があるでしょう。
すなわち、「まだ高2」だからこそ、今この時にチャレンジしてみる価値があるのです。
◆格差を知ることから計画が作られる
高2生たちの受験計画において、1月の模試は”初期値”になります。
それまで英数国3科目だったのが、全科目対応の模試に切り替わる時期でもあります。
私の教室では、1月の模試の自己採点の得点率を各科目別に記録し、そこから志望校の合格ラインまでの得点上昇計画を作ります。要するに「何月に何点取る」を決めてしまいます。
その後は、実際の模試や定期考査の結果と学習計画をその都度照らし合わせ、初期計画に赤で修正を加えながら、合格までのストーリーを作っていきます。
計画は生き物!
最初に作ってあとは知らんぷりするものではありません。
格差を知り、現実に目を向けることで、計画に命が注がれるのです。
名学館では大学受験生の計画立案を、生徒や保護者の皆さんを交えて一緒に行っています。いつまでに何をどうしたらいいか、不安を抱えていないでぜひご相談ください!
名学館 庄内通校 おや塾オンライン
家庭学習問題研究会(いえもん)
塾長 白藤 和成
TEL 052(521)5519
【名学館 庄内通校とは】
名古屋市西区の大学受験・高校受験専門 個別指導塾 名学館 庄内通校の塾長、白藤和成です。2005年9月に開校以来現在まで600名を超える若者たちと学習に励み、保護者の方からの学習・子育て相談を数えきれないくらい経験してきました。
そこから私が学んできた様々なノウハウ、知識などを皆様に還元できればと思っています。