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NO means no

とても嬉しいニュースが飛び込んできました。
強制性交罪が不同意性交罪に名称変更され、優越的な立場を悪用した性交に対する罪などが問えるようになったんです。

ニュースでなぜこれが無罪なのか、と怒りに震えながら読んでいた性犯罪がこれからはちゃんと罪に問えるようになる!
これは本当に大きなことだと思います。

沢山の人が声を上げたことで刑法改正が出来たこと。
一人一人が動くことで世の中は変えられる。
嬉しさでいっぱいです。

性教育については、子供たちが幼稚園の頃から一生懸命伝えてきました。
自分の体は自分だけのものであり、誰も自分の意思に反して触れてはいけないこと。
水着で隠れる部分と口は自分の大切な場所だから、そこを触ってくる人がいたら嫌だと言っていいのだと。

みなさんは性犯罪は見知らぬ人から受けるより、身近な人から受けることが多いということを意外と知らないのではないでしょうか。
親兄弟、いとこ、親戚、友達、先生、近所の人が自分の体を意思に反して触ってきた時、それがいけないことなんだ、断っていいんだ、と知らなければそれがどんどんエスカレートしてしまいます。
でも、もしそれを早いうちに信頼できる大人に伝えることができれば、それ以上の被害にあうことを防げるかもしれないのです。
私はこれらの情報を絵本や性教育読本で知りました。
絵本は子供に読み聞かせ、性教育読本はさりげなくリビングの本棚に置いておきました。

最近は本当に素晴らしい動画を上げてくださる方がいて、先日も高校生の娘に「時間がある時見てね」と伝えました。

性についての様々な悩みや問題について発信してくださっているタレントSHELLYさんのYouTube


SHELLYさんは性的同意年齢などについても国会で参考人として発言もしてくださいました。本当に感謝しています。我が家でも性に関する話題のハードルがグーンと下がって、夕食の席で「電車内で痴漢にあったらどうするか。合っている人を見たらどうするか」など、かなり攻めた内容のことが議題に上がります。

親として、娘にも息子にも今後あらわれるかもしれないパートナーと対等で素晴らしい関係を築いていって欲しいので、自分の気持ちを伝える方法やうまい断り方など、まだまだ、知識のアップデートしなくては、と考えています。

新聞やニュースなどでは悲しくなったり絶望したりすることも多いですが、諦めずに声を上げることで世の中を変えられるんだと思えた出来事でした。

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