東京では、舌打ちする人が多いらしいですね。伝聞で失礼します。
アメリカ在住の方が久しぶりの帰国で、エレベーターで左側を開けて乗らなかったら舌打ちされた、とスレッズで書いておられました。他にもサラリーマンのような男性にぶつかられ、向こうからぶつかってきたのに舌打ちされた、などという書き込みも見ました。
あまり人混みに行かないせいか、舌打ちされたことも、したこともない生活を送れています。
舌打ちする人はきっと余裕がないのでしょうね。そして他罰的であるとも言えるのではないでしょうか。
そういえば、うちの娘が最近車の運転を始めたのですが、「車庫入れがうまくできなくて舌打ちしたんだけど自分の舌打ちが下手すぎて驚いた」と言っていました。
そのまま下手なままでいて欲しいです。
舌打ちとは、うまくいかない原因を自分以外に求める他罰的な行為のように思います。続けているとそういう姿勢が体に染み付いて、卑しいみすぼらしい人間になっていくのではないでしょうか。
生きていると様々な事が起こりますが、多くの事柄は自分の在り方と関わりなく、うまくいったりいかなかったりするわけです。
それを、人のせいにしたり、自分のせいにしたりしてしまいがちです。
大事なのは起こったことをできるだけフラットに受け止めて、今ここで自分はどうするか選んでいくことかな。
しかし、娘よ。車庫入れがうまくいかないのは自分の運転技術の問題だからね。