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ザッツこいちゃん第4回Thundercat「drunk」
好きなんですよ。このアルバム。
今回みなさんに問いたいのは頭からっぽにして聞いてついニヤニヤできちゃうような音楽に出会ってんのかいってこと。
それがここにあります。
Thundercatさんで「drunk」です。
すげージャケットだ。密林でこいつに出くわしたらタダじゃすまねーでしょう。
まず見ていただきたいのはサンダーキャット特有のへんてこリリック。
I feel weird
Comb your beard, brush your teeth
Still feel weird
Beat your meat, go to sleep
(#2 captain stupid )
これ適当に訳しますと
「うーん、ヒゲそっても歯磨いてもなんかめっちゃ変な感じするから珍棒イジって寝るわ!」
こんな歌詞がイカしたビートに乗っかって飛んでくるわけです。一発で伝わるんじゃないでしょうか彼の魅力が。
とか言ってると次の3曲目「Uh Uh」ではとんでもないベースソロをこれでもかと見せてくれるわけです。
そうだそうだ。サンダーキャットはすごいんだった。
と思っていると5曲目で彼は「猫になれたらクールだよなぁ…猫になりてぇなぁ…」とサビでニャーニャー鳴きながら歌っている。
う~ん、ニクいぜ!サンダーキャット!!
時にはゲーム音楽のようなテクノ感満載な音をならしていると思えばヒップホップやジャズのようなシャレた音も聞かせてくれる。変なこと言ってると思えばとんでもないベースが飛んでくる。散らかっているようでまとまっているような不思議な感覚。
彼はきっとおふざけとかっこつけの境界線のドライブの仕方を理解しているのでしょう。
昨今の流れからすると少し長めの55分っていうアルバムの尺も繰り返して聞いてるとジャストサイズのように思えてきます。とんでもないバランス感覚だ。感服!
こいちゃんチョイスは以下になります。
#2「Captain stupid」#3「Uh Uh」#9「Show You The Way」#11「Blackkk」#12「Tokyo」#16「Where I'mGoing」
世の中の人はみんなもうお疲れモード。
見渡せばどこもキツイ自己主張ばっかだし、仕事も学校もなんだかんだ言ってしんどい。
そんなあなたにこの一枚。なにも言わず考えずダラダラと聞いてほしいんです。
うだつが上がらない若者男子3人で細々とネットラジオ的なことをやっております。
音楽の話は特にしておりませんが、しゃかりきにしゃべっておりますのでぜひ聞いていただきたい!!
うーんこれも自己主張か。?