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サーモンランをやりはじめて三週間の感想ーリスナーとのやりとりやサモラン杯優勝などー

今のところのサーモンラン感想

サモランあれこれに関しておもうこと

私ズンダは三週間ほど前からサーモンランをやりはじめた。

スプラ2からサモランに誘われることはあったが、累計200回ほどしかやったことがない。

サモランに関してはあまり良い想い出がなかった。
放送をしていても「ズンダさん、へた!」とか「壁をぬれ!」
だとかうるさく言われて、げんなりしたことがあったからである。

※だが、これはサモラン勢だけではない。ガチマッチをやっている人間も同様のことをいってくるので、「サモラン勢だけがやばい」のではない。どちらも真剣にやりだすと他人のアラが許せなくなり、指弾までしたくなるのだ。そのため、「遊び」は真剣にやらないといけなくなってしまう。実際、真剣にやらないと勝てないし、面白くないのでその指弾にも一理はある。負け続けて、にへらにへらしてられない。
そしてこの競争から逃げるのも一手である。

この「遊び」に関しては昔から、ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』やロジュ・カイヨワ『遊びと人間』などで考察されているが、以下の論文がこの点に関しては読みやすい。
「星井 智 遊びの現象学とその社会学的意義」で検索。


俺はガチマッチ勢だし……と思って萎えたことが何回かあった。

ただこれも、最近になって理由のあることだったのかもしれないと
感じ始めている。

というのもサーモンランはどこまでいってもCPUとの戦いであり、そうである以上、その展開はある意味、退屈である。

しかしながら、その退屈さゆえに攻略できてしまうのを見逃すわけにはいかない。
同じ問題が出題されるというのは教師のサボりと思えるが、生徒にとって、確実に解けて点数が得られるというのはありがたいはずだ。

私ズンダの好きなゲームとサモランのちがい

PvE(Player versus Environment、CPUを相手にすること)とPvP(Player versus Player、人間を相手にすること)と、スプラにおいてどちらが好きかと言われたら後者である。

もともとは、私はPvEが好きである。
人と遊ぶことよりも一人で遊ぶほうが性にあっており、黙々とゲームをしていた。

RPG(DQ、FF、テイルズ)やシミュレーション(ファイナルファンタジータクティクス、スーパーロボット大戦)やローグライク(トルネコの大冒険や風来のシレン、チョコボの不思議なダンジョン)やギャルゲー(KeyやKidのもの)などを頻繁にしていた。

この経歴を踏まえれば、スプラトゥーンにおいてもサーモンランに熱中するはずなのだが、スプラのサモランには面白さを覚えなかった。

そこには上述したものと異なり、ストーリーがなかったからであろう。
サモランはほんとうに『マリオブラザーズ』をひたすらクリアしつづける作業なのである。


私は心のなかで、マリオの敵でもいいんじゃないかな?とおもっているぐらいだ。

スプラ3のサモランにはインセンティヴが存在する



サーモンランにはシモーヌ・ヴァイユが『工場日記』で記した如き無味乾燥なシャケしばきしかなく、倒したところで得られるものはギアのかけらやチケット、あるいはスプラ2ではたいして価値がなかった金銭だけだったからである。

要するにやってもそんなに旨味がなかった。

本作スプラ3では、バッジ、つなぎ、ロッカールームにおけるオモチャ、ネームプレートなどがあり、その作業に意義が与えられている。

また、《かけだし、はんにんまえ、いちにんまえ、じゅくれん、たつじん、でんせつ》といったランクが存在しており、報酬もカプセルやギアが入手できる。

私はこれらの報酬があってもなお、サモランをやる気にはならないが、スプラ2に比べれば更に大きなインセンティブが存在していることは否定できない。

Xマッチは正直、しんどい。だから、サモランのほうがいい

もとからサモランが好きだった人々はさらに夢中になり、あるいはガチマッチ(スプラ2でのXマッチの名称。)に嫌気がさしていた人々にとっては代替になるものであろう。

なにせガチマはやっていたとしてもXPの数値が上がるか下がるかするだけである。

しかも対人なので、自分よりもうまい人間はゴロゴロいる。

スプラ3では、XP3000だとか4000がいるのに自分は2000近辺しかない、となればやる気もなくなる。

勝てないのでTwitterで嘆き続けるしかない。

つまり、続けていても報酬中枢が刺激されないので、普通はだんだんやらなくなってしまう。

これと比して、サモランは報酬が確実にもらえる。
しかも、教科書的なやり方でどうにかなるゲームなのだ。

Twitterでもyoutubeでもサモランで調べると攻略方法がでてくる。

・大物の倒し方
・お頭の倒し方
・各ステージの特長と攻略法
・小技集

なんだ、こんなの。Xマッチでも勝つための方法をまとめた動画や
コーチング動画があるじゃないか。

という声もあるだろう。

だが、大きく違うのはサモランはPvEなのである。
相手はCPUであり、その湧きかたは様々であっても
敵の倒し方、イクラの捌き方などは決まっていて、
ちょっと学習すると結果につながりやすいのだ。

努力が実りやすいことをやるのは当たり前である


いってしまうと、再現性が高いのがサーモンランである。
ガチマやXマッチにはない「努力すれば報われる率が高いゲーム」だ。

これは私ズンダのもともとの考えに合致している。

才能や適正がないと歯が立たないものより、やればそこそこ結果がでてくれることに集中した方がよい、という考えのことである。

↓以下の記事は私ズンダの人生観をあらわしたもの。


↓下二冊はすすめたい本。



私はサモラン自体はいまだにそこまで面白いと思ってないが、
Xマッチよりも一般的なのはサモランであることはべつだん不思議でも
なんでもない。

むしろ、報酬が与えられないのにXマッチに潜り続けている方が
普通の感覚からすれば、ちょっとおかしい。

あまりにも上手いので大して負けることもなく、勝ち続けているという人であればそこそこ満足できるのでやりつづけられるのだろうが。

しかし、私はもとからスプラの才能がないし歳もとっているしで、
Xマッチに潜ったところで高が知れている。

またスプラ3は発売当初から色んなラグやバグが報告されており、
真面目にゲームができる環境にない。
もちろん、その中でも偉業を成し遂げている人々はいるわけで、これは立派なことだが、凡人にはとてもついていけない。

どこかでXマッチをやめてみたかった。

そんな折り、自分のリスナーにすすめられて、サモランをはじめたというのが現状である。

実際、この数週間で成長を感じることはできた。
これは以下の理由による。

①サモランは結果につながりやすい
②うまいリスナーに指摘されながらゲームをする
③やったことがないものは20%の努力で80%の精度(パレートの法則)に達する

床屋たかゆきさんという方が主催の配信者向けの
床屋杯でも優勝をすることができた。大半はリスナーの活躍によるものだが。

というわけで、私は今のところサーモンランに満足している。
決して好きだったり面白いと思っているわけではない。
特別にハマっているわけでもない。

だが、Xマッチで負けるストレスや上手くならない自分をみつづけるよりは、やや幸福である。

その「やや幸福」を摑めたというのは僥倖だし、
やりはじめてよかったと思っている。

ちなみに先日、金イクラ納品ゼロという方法がTwitter上で
話題になっていた。

これに関して色々と思うところがあるが、今は時間がないので
かけない。
書いて欲しい場合は高評価をおしたり、DMをください。

ここまで感想文をかいていてつかれました。

↓スプラに関するnoteの記事だと、これ。

↓人気のある記事。どうぞ。




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