![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172619126/rectangle_large_type_2_cb7c7baead3aabda45883c269fb40e0a.jpeg?width=1200)
レゲパンの夜
「レゲパンひとつ」と彼女は言った。
アムルナイ採用の子の歓迎会で、隣に座った入社5年目の女子。仙台だなあ。
そんなこんなで、久しぶりに娑婆に出てきました。いつもはテレワークだから、今日は定時後バス電車を乗り継いでさぶいなかこの居酒屋へやってきた。さっぶーいよ。
若者と飲むのは久しぶりだが、話はゲームのことになっていた。ストリートファイターやらなんやらかんやら。ワシはゲームやらんので、向かいの子がモバゲーでトータル100万使ったと言ったのにびっくり! 「ゲームはやらないですか?」と振られたので、実はーと話し出したのは、きこりの与作の事。その当時会社の隣の部屋で開発している人いて、1日中ゲームしてんの、幅2mのラックに基板のカードがびっしりはまっていてさあ。
若者はびっくりした顔で「その場にいたんですか!!」
あれから40年以上経ったのだな、ドット絵で表現されていたニンゲンは今や写真のように高解像になった。
ただただ技術の進歩とそれを享受するユーザーがいたことに感謝する。
それで気づいたが、向かいに座っている子やレゲパンの女子はワシが働き始めた時、まだこの世に存在してなかったのだ、時間の流れにも感謝感謝。