たぶん最後の妊娠記録
予定日まであとちょうど1週間。
今日から妊娠39週です。
毎週日曜更新を目指して昨年末くらいからゆるゆるとやってきたnote更新も、来週には環境がガラリと変わって出来なくなっている可能性が大です。
そう、予定日かそれより早く産まれるような気しかしないから。
先週の健診では「予定日近くで産まれそうな様子」と言われました。子宮口は閉じているけれどだいぶ薄くなってきているとのこと。言いぶりから勝手に、予定日前後というより予定日直前という意味合いかな?と受け取りました。
前回の健診の診察ではいろんなことがありました。全て良い話だったりタメになる話。
病院に出向き受付を済ませたら、いつもの血圧測定→尿検査→体重測定の流れから、臨月になると恒例行事のNST(ノンストレステスト:陣痛がない時の赤ちゃんの心拍やお腹の張りを測定して、赤ちゃんの健康状態を見る)が行われるわけですが。
このNSTを終えた時、担当していたスタッフさんに「今日診た赤ちゃんこれまでみんな寝ちゃってたんだけど、たくさん動いてくれて良かった〜」とほっこりした顔で声をかけてもらえて、元気な赤ちゃんを褒めてもらえた気分になって嬉しかったです。何よりそのスタッフさんが元気な赤ちゃんの様子に和んでいた姿が最高でした。
良い意味で少し驚いたことがありました。
内診をする時に先生が「内診苦手だったよね?」と確認してくれて、そうですねぇと答えると「じゃあ超音波の検査だけやるわ」と言って一瞬で内診を済ませてくれたのです。
苦手だと一度も口にしたことはない上に、その先生は妊娠8ヶ月くらいの時から診察で当たるようになって、前回は、その前3週くらい他の先生に診てもらった後の少しお久しぶりな診察。たぶんいつもチラ見えするカルテには書いてなさそうだから……覚えてるってこと?って驚きました。配慮してもらえてありがたかったです。
というか自分の感覚からしたら、内診台が苦手じゃない人っているの?ちゃんと力抜いてさらっと診てもらえる人っているの?って感じなのですが(笑)
最後にタメになった話。
診察でエコー検査をしている時、先生が胎盤の様子を見ながら「胎盤が動脈硬化してきてるね〜」と言うので「!!」となりました。
続けて話してくれるには「血管でも動脈硬化ってあるけどあれは要は血管の寿命ってことなんだよね。血管だとコレステロールを控えるとかで動脈硬化を防いで寿命を伸ばすとかあるけど、胎盤は寿命1年だから、この時期になると動脈硬化してくるんだよ。つまりこの胎盤はもうおばあちゃん」とのこと。
は、初耳!!!!!
で、そんな胎盤がエコーでは白くてゴツゴツな感じに映っていました。不意にすごくおもしろい知識を聞けて知的欲求の満足度が高いのなんの。
そんなこんながあって診察を無事に終えました。
最後に先生からの話を聞く時にはいつも、先生の前にあるパソコンのモニター上に自分のカルテが見えているわけですが、先週はついに「歩きましょう」とメモされていました。
お腹の張りを気にして安静指示すら出ていたのは過去の話。
いつ産まれたって構わない臨月ともなれば、痛みのないお腹の張りなら気にする必要はなく、体力をつけるためにも出産に繋げるためにもどんどん動きましょうという真逆な指示が出るわけです。
9月が予定日でありながら、もしかして8月中に産まれるのか?という気もしていたので、なるべくお腹の中で成長してほしいと願い、運動は9月になってから本格始動することに。8月は安静中に弱りすぎた体力を家事で少しずつ戻すようにしていました。
9月に入ってからは初日から、毎日歩く!の精神で元気よく動いています。
少しずつ徒歩距離を伸ばそうと、目的地を決めてGoogleマップで片道距離を調べて往復。初日は往復1900m、2日目の昨日は往復2600mくらい歩きました。今日は散歩ではなく買い物で歩き回りそう?
初日は歩いている途中でお腹が重くなるような感覚があったのに対し、2日目は終盤でお腹がぎゅーっと痛むわ尿道に刺激を感じるわでイテテと言いながら帰宅。痛ければ道中で一旦立ち止まればいいくせに、この痛みは起こってなんぼのやつや〜!と、ほぼ立ち止まらずに勢いよく歩き続けたのは何故なのか。(しかも帰宅してトイレに駆け込んでも尿はほぼ出なかったという。)
後から思えば、初日はただのお腹の張りの延長のような感じだったのに対し、2日目は前駆陣痛(出産に繋がっていかない、陣痛の練習のような陣痛)と呼べるものだったのかもしれません。知らんけど。でも生理痛系の痛み方だったからそんな気がして。
2日目の散歩を終えて一休みした後も、なんとなく出産が近づいていることを予感させるお腹の感じが続いています。痛みとかがあるわけではないけれど、何となくお腹の収まりがそんな感じというか、なんかこれまでとは雰囲気が変わってるんですよね。どうにも言語化ができない。
それでとても何となく、ここ数日中に産まれるのか?と感じてさえいます。初めての出産なので当てずっぽうレベルの勘かも。2人目以降だと、どんな予兆が出るとどのくらい出産が近いのかを感じ取りやすくなるのでしょう。
とりあえず遠慮なく歩き回っていたら、そのまま本陣痛を誘発できるんじゃないかとは感じています。
そうそう。昨日初めて乳頭のケアをやってみました。垢(とアバウトに書いてしまうけど実際は母乳なども混ざった分泌物らしい)を落とすのに、オリーブオイルを染み込ませたコットンを乳頭を覆うように貼り、その上からラップで覆って10〜15分置くというやつ。終わったら入浴して体を洗っておしまいと。安静指示が出ている時にはこういうケアも出来ないんでね。
コットンが無いからってキッチンペーパーで代用したんですが、おそらく良い感じにできました。なんだか乳頭が柔らかくなったような感じで、細かな垢は落ちた様子。目立つ垢には何度かやっているうちに効果が出そうな気配がしたので、またやってみます。
そういえば会陰マッサージとしてこれと似たような感じで、オイルを染み込ませたコットンを貼るというのもあったけど、やった方がいいんだろうか?
乳頭マッサージなんかは調べてみたら妊娠中にやる必要はないという説もあったのでやらずにおいておこうかと。
もう1週間後には生活が一変しているんじゃないかという、一変した後の楽しみと重圧を想像しながらの日々はこんな感じです。
ここにきて数日に一回、早朝に激しい胎動で起こされたり、昼寝が捗って夜は寝付けなかったりと時間を上手く使えない日もありますが、ゆっくりと楽しみたいことやちょっとした欲求は今のうちに叶えておこうの精神で過ごしています。今日は3時間くらいしか寝られずに怒涛の胎動で起きてしまったのでどこまで動けるか……?
とりあえず、無事に出産を乗り切れることを願って。あとは「いつでも来いやぁ!」の精神で、赤ちゃんが外の世界に出てきてくれる時を待っています。