ずむ

Web サイト“ずむ屋”を運営する人 モバイル機器よりも Mac や PC が好き。

ずむ

Web サイト“ずむ屋”を運営する人 モバイル機器よりも Mac や PC が好き。

最近の記事

営利活動とオープンなものづくり文化が共存するために

近年、インターネット上におけるものづくりコミュニティと企業の営利活動について考えさせられることがいくつかあったので気持ちを記します。 コンテストのように何かに選ばれたら賞金が出る話でもなく、ただ自らの工夫やアイデア、成果物などを公開して、それを見た人がさらに改良して発展させたり別のアイデアを公開し、結果的にコミュニティ全体の知見が溜まりみんなに還元されていく、そのような期待を共有しながら発展してきたのがインターネット上のオープンな文化です。ソフトウェアはもちろんのこと、近年

    • レールをデスク天板に埋め込んだ意匠についての考察

      2024.5.24 追記:同社に問い合わせたところ、代表の安藤氏から公式な回答をいただきました。 当方が同社の権利を侵害しながら作品をこの形にしたわけではないことを示す目的と「長手方向に伸びるレールを並行させてオモテ側に埋め込んだデスク天板」のアイデアを使用したい人が「どこまでなら問題ないのか」を判断するための材料として以下に考察を残しています。 経緯と言及対象当方の作品 人々のデスクのアイデアを集める「デスクをすっきりさせるマガジン」を運営する安藤氏に対して当方が 2

      • Mac でウルトラワイドゲーミングディスプレイを使う、その心は?

        個人 Web サイト“ひ to り go と”からの転載です。 ディスプレイは PC 作業の景色を大きく左右する。気分転換になるのでときどき入れ替えていて現在使っているのは去年導入した 34 インチ VA パネルの UWQHD 曲面ウルトラワイドゲーミングディスプレイ。 サイズ、縦横比、解像度、湾曲、VA パネルなど、自分にとって初体験な要素てんこ盛りな製品だったのだけど想像以上に気に入ってしまったのでメモしておこう。しかしそこに至るまでの話がちょっと長い。 高リフレッ

        • デスクがスッキリどころか縮小している人のデスクツアー

          PC デスクの写真をインターネット上で見せ合う文化がわりと昔からある。近年は YouTube に BGM やカメラワークにこだわった演出たっぷりの紹介ビデオを載せる人も多い。日本でもコロナ禍で在宅勤務の人が増えて以降は PC デスクに気を遣う人が増えている印象だ。PC とガジェットの選択や配置にとどまらず、この数年は照明の使い方やケーブルの整理術など、人々の工夫が互いに刺激しあってレベルが上がっている。 筆者自身もよりよい作業環境を考えるのが長年にわたり趣味の一つである。超

        • 営利活動とオープンなものづくり文化が共存するために

        • レールをデスク天板に埋め込んだ意匠についての考察

        • Mac でウルトラワイドゲーミングディスプレイを使う、その心は?

        • デスクがスッキリどころか縮小している人のデスクツアー

          Macの“Flurry”スクリーンセーバ誕生秘話

          スクリーンセーバ使ってる? ブラウン管の時代が終わって焼き付きの心配がなくなったかと思いきや、最近はいくつかの高解像度液晶で焼き付く話を聞く。筆者も iMac の 5K パネルでそれを経験し、再びスクリーンセーバを使いだした。 こういうのって部屋のインテリアとかと同じで、張り切っていろいろ探して試すものの毎日見るものだから結局は飽きがこないが味わい深いものを選択することが多いと思う。筆者も一通り試したあげく、macOS に標準で入ってる“Flurry”に帰ってくることに。

          Macの“Flurry”スクリーンセーバ誕生秘話

          これまで作ったMacまわりの自作ガジェットを紹介するよ

          机まわりを少しでも快適にしたい。机自体の選択もそうだし、どんな周辺機器でコンピュータを囲むかによって体験が変化してくる。 筆者自身もMacと出会って以来、よりよい体験を求めて各社が出す新製品を人並みに試してきたのだが、時には存在しないものに対して物欲が湧いてくることがある。そんなときは自作しかない...! これまで自作CMSの個人Webサイト“ひ to り go と”でいくつかの自作ガジェットを紹介してきたのだけど何年続けてもアクセスが伸びないし(正直)、記事が分散してい

          これまで作ったMacまわりの自作ガジェットを紹介するよ