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親父が死んで一年が経つ。

どうも、です。
僕はフリーランスでWeb広告の仕事をして生きています。

昨年の今頃、親父が死にました。
みなさんにとって癌ってどんなイメージですか?

親父は2021年11月に急に癌と診断され、いきなりステージ4。
翌年7月に亡くなりました。

それまで何もない日常。
ただ、親父が頻繁に「背中が痛い」というようになった。

母ちゃんが無理やり病院に連れていったところ癌だったというオチ。

2021年10月には孫の運動会にいき、一緒にサッカーしたりもしてたらしい。

ただでさえ暗いコロナ禍に、僕の心をさらに深く沈めてくれた出来事だった。

この話はこちらで詳しく書いています。僕がnoteに本腰入れるきっかけにもなった記事です。

親父の一周忌が来るので、このタイミングで改めて振り返ってみようと思う。

✍️不幸はすべてを黒く塗りつぶす

親父の人生は幸せだったと思う。

子供時代は苦労したらしいが、親父が作ってくれたうちの家族は間違いなく幸せだった。

兄貴と僕。
兄貴には子供が3人いて、親父は3人の孫のおじいちゃんだった。

実家にはたくさんの孫の写真がある。
典型的な素朴な幸せだったと思う。

でも、親父が癌になってからは生活が激変した。
すべてにおいて「うちは不幸だ」という感覚になっていった。

親父が灰になったときに喪失感たら、表現しようがない。
母ちゃんの落胆した背中も、2022年は何度も何度も見てきた。

僕は闘病に寄り添って、親父の最後を看取ることができました。
壮絶だった。

「金があってもどうしようもない」
という状況をずーっと目の当たりにした。

お金より大事なのは家族だ。

母ちゃん、兄貴、僕。
孫、それぞれの嫁さん。周りの人たち。

たくさんの人が親父を心配したし、たくさんの人が永眠した親父に手を合わせてくれた。

あの出来事で僕の価値観は明らかに変わった。
親父が最後に"親"として教えてくれたことなのかもしれない。

✍️親父がいなくなってから家族が増えた

2023年、僕には子供ができた。
最高に可愛い男の子だ。

この子には、もうおじいちゃんはいない。
親父に会わせたかった。絶対可愛がっていたはず。

自分の子供は本当に愛おしい。
自分のことよりも"子供のため"が最優先される。

親父は口数少ない方だったけど、今振り返ればずっと僕のことを心配してたんだろうなと思う。

そして僕は結局ずっと甘えた子供のままだった。

今では僕が"親父"になった。
もう弱い人間ではいられない。

親父が自分の命をもって家族の大切さを教えてくれた気がする。

そして、幸せは続かないし、誰でも不幸が来る。それを実体験から学ぶことができた。

だから僕は、今感じる幸せを全力で味わっている。

「こんなに幸せでいいのかな?」と思う瞬間がある。
でも、これでいい!いっぱい不幸を味わってきた。今くらい幸せいいじゃねえか。

✍️僕の思い

今の時代って、すごく不幸になりやすい。

SNSで他人で比べて、
「お金を持っているか」
「綺麗か」
「美味しいか」

自分が勝っているところを見つけては喜び、劣っているところを見つけては悲しむ。

気持ちはめっちゃよくわかるけど、やっぱそれは辛いよ。

「自分がいいと思ったものがいい」
僕はその感覚を大事にしたい。

そして、やっぱ家族って"いい"と思う。

正直言えば仕事なんてクソ喰らえだ。自動で金が入ってくるのが一番いい。でも、現実問題働かないといけない。

働きながらも全力で家族を大事にできるのがフリーランスという働き方だった。

会社員だったら、ここまで家族の闘病を理解されなかったと思う。特に僕が勤めてきたようなブラック企業ではね。

家族よりも大事なものってなかなかない。特に仕事が家族より大事になる瞬間なんて、そうそうないんじゃないか?

ビジネス系SNS、YouTubeに感化されて年収の悪魔になってしまっては自分の幸せを見失ってしまう。

僕は一人でも多く、家族を大切にできる働き方を広めたい。
きっとそれは日本をもっと素敵な国にする。

それが、僕の子供の未来のためになる。

🗒まとめ

今回は親父が癌で死んで一年ということで、つらつらと書いてみました。

マジで健康って大事ですよ。
親父の最後を見てたら本当に辛かった。

でも、最後の最後に息子から「愛してるよ」って言ってもらえた親父はきっと幸せだっただろう。

まだ赤ちゃんの僕の息子。
いつか、この子が僕の死ぬ瞬間を見届けてほしい。

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また次のnoteでお会いしましょう。

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