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教師用の机、どこに置いていますか?

教室にある教師用の机(教卓ではない)は
教室のどこに置いていますか?

おそらくは、黒板横辺りではないでしょうか?
教室の後ろの角に配置するのもオススメです。

今回は、教師用の机を後ろに置いた時のメリットを
ご紹介します。


メリット1.子どもの活動スペースの拡大

黒板の横に教師用机がないと、
黒板の前のスペースが広がります。

そうすることによって、
子どもたちの活動スペースが生まれます。

これにより、グループでの発表や
プレゼンテーションなどの活動がしやすくなり、
主体的な学習が促進されます。

メリット2.普段の子どもの様子が見れる

教師が後ろに座ることで、
子どもたちの視界に教師が入りません。

これにより、子どもたちがどのように
学校生活を営んでいるか、
友だちとどのような関係を築いているのか
リアルな姿を把握することができます。

子どもたちをよりよく知ることで
個別のサポートや
適切なフィードバックを
提供し、子どもたちの成長を
効果的に支援することができます。

メリット3.人を見て話しを聴く練習になる

教師用の机が後ろに配置されているので、
教師がそこから子どもたちに話す際は
子どもたちは、体を後ろに向けて
教師の話を聞くことになります。

そのため、普段から話し手に
体を向けて聞くクセをつけることができます。

これは、よりよいコミュニケーションをとることに
つながり、子ども同士の話し合いなどでも活かされます。

メリット4.作業効率の向上

教師が一日に行わなくてはならない
作業は非常に多岐にわたり、膨大です。

毎日の宿題だけでなく、
テストやノートを見なくては
ならない日もあります。

これらの仕事を子どもたちが
帰るまでに適切に処理するには、
相当な時間と労力が必要です。

このような状況で、教師の机が
後ろに配置されていると、
子どもたちの視線を気にせずに
作業を進めることができます。

授業中や休み時間に限らず、
少しのすき間時間を見つけて
作業に集中できます。

これにより、忙しい日々の中でも
少しずつ効率的に業務を進めることが
可能となります。


まとめ

ここまで、教師用の机を後ろに配置する
ことについてのメリットを挙げてきました。

後ろに配置することは、
子どもたちの学習環境や教師の
業務効率向上につながるだけでなく、
これまで見えてこなかった
新たな発見が見つかる可能性があります。

また、子どもたちが教室の主役であり、
教師が黒子であるということを
机の配置を通して伝えることができます。

教室に新たな風を取り入れ、
子どもたちに小さな刺激を与える、
教師用机の配置。
早速、明日、子どもたちが来る前に
後ろに移動させてみては
いかがでしょうか。


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