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旅の原体験【四国一周】

今日はライティングチャンネルに挙がった、「旅の原体験」について書いてみる。

一瞬、旅の原体験ってどういうこと???って思ってしまったので、「原体験」という言葉を調べてみた。

原体験とはその人の人格形成や、行動の方向づけに、知らず知らず影響を及ぼしている体験

出典:精選版 日本国語大辞典

とのことだったので、「自分の人生に大きく影響を与えた旅」という解釈で書く。(あってる?😂)

ここでベタに「世界一周」とするとちょっと飽きたので、あえて違う旅で探してみた。

そうなると、1番最初にした「旅」といえるもの、「四国一周」が思いついた。

僕は大学2年の夏休みに、原付で1週間の四国一周旅をした。

今まで「旅行」しか体験してこなかった僕にとっては超新鮮なものだった。

そもそもなぜ急に旅へ?

それは大学生活の閉塞感から解放されたい気持ちが大きかった気がする。

大学は小さい島にあった。1学年約100人という少人数制。

教育大学で、ゼミなんて教員1人に生徒2人レベルだったから、教師になるには最高の環境。

元々自分も教師になるつもりだったから、合格してすごく喜んだ。3月の後期試験まで踏ん張ったからな、、喜びもひとしお。

そんなウキウキで入学したのだが、もう色々失敗して段々教師向いてな、、と気持ちが落ちてきてた。

人には適正というものがあるので。短所を活かす必要のある仕事はコスパ悪し。

そして教師への気持ちが薄れた途端、少人数教育大学はまぁまぁしんどい。8割の人が教師目指してる中で。

総合大学行けば良かった、、と何度思ったか、、。

そんな想いとともに、色々挑戦して失敗を繰り返してた時期でもあったので、大学2年夏辺り相当凹んでた。

そんな心境で、とりあえず外の空気吸いたい!!と心の底から思ってたら、旅に行くことに至った気がする。

あと大学周辺何もなさすぎて刺激を求めてた気持ちも強かったかな。

現状から解放されたい、そして刺激を求めてる2つの気持ちが旅への気持ちを駆り立てた。

約束のネバーランドみたいな解放されたい!といった感じ?自由を求めてた感じ?

そして、初めての四国一周出発。それはもう、解放感と爽快感。あと刺激ばかりで楽しい!

テント泊したり、ユースホステル泊まってみたり、とにかくずっーと新鮮な景色が続く。

なるほど、もっと自由でいいのか、、楽しいことをしてもいいのか、、。

過去の自分は、ストイックに生きてればいつか幸せになれるだろう、とぼんやーり思ってた。

そんな時、この旅は「人生、もっと自由に楽しんでもいい」という新しい考え方が定着する大きなキッカケになったと思ってる。

この四国一周が、現在のライフスタイルや価値観に至る最初の一歩といえるだろう。

まさに「人格形成や、行動の方向づけに、知らず知らず影響を及ぼしている体験」というにはドンピシャな出来事だった。

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