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初心者向け動画編集講座#03「テロップ入れ」は動画編集で一番大変な作業

今回のお題は、「テロップ入れ」についてお話していきたいと思います。

動画編集の工程において、一番時間が掛かるのが「テロップ入れ」の工程です。私も、1時間のテロップ入れの作業で平均3分くらい(動画データの時間)の作業なので10分のカット後の元動画データであると、おおよそ3時間の作業時間が発生します。

テロップ入れに効率良い方法がないのか?という事をよく考えるのですが、結論、効率良い方法はあるのですがそれでも大きな時間の短縮化は出来ません。

そのため、テロップ入れの中でも特にフルテロップ入れを行う場合は、かなりの根性が必要になります!

しかも、「テロップ入れ」の工程ではテロップ入れ以外にも行っている作業があります。

では、ここで私の「テロップ入れ」の工程で行っている作業方法を紹介していきたいと思います。


【ずっきーが行っている「テロップ入れ」工程での作業】

 ・最初に文字入力を行っていく
 ・テロップ入力を行いながらテロップが必要無い箇所を場合により動画をカット
 ・被写体に合わせた文字スタイルを保存して文字選択を短縮化出来るよう仕組み化していく(これは初回で動画編集を行う時に行なっている作業)


では、1つずつ説明をしていきたいと思います。

 ・最初に文字入力を行なっていく

スクリーンショット 2021-01-18 17.53.56

▲とにかく、テロップ入れを行いたい動画の場合は最初にテロップをどんどん入れていきます。

テロップ入れは、発した言葉を確認→テロップ入力→始まりと終わりを確認と一言話をした部分へのテロップ入力だけでも3工程の作業が発生します。これを1つの動画で何百言葉分行うので、テロップ入力はとても時間が発生します。そのため、かなりの根性が必要な編集作業項目になります。

ここは、メゲずに良い作品にするためにも頑張りましょう!

ちなみに、私は上の画像の「Premiere Pro」を利用していますが、テロップ入力時に必要な「レガシータイトル」を新規で作り、「command+マウス(トラックパッド)でクリックしながらスライド」で増やして入力をしております。

(一度、エクセルにテロップ内容を入力して最後にコピペをする方法を利用した事もありましたが大きな短縮にはならなかったです。。)

こうして、私は10分くらいの動画であると、約3時間くらいはテロップ入力を行なっております。


・テロップ入力を行いながらテロップが必要無い箇所を場合により動画をカット

テロップ入れを行なっていくと、カット編集を行なっている時よりも会話の内容を深く脳に取り入れています。(言葉を確認して文字に起こすのでカットだけしていく作業よりも更に会話内容を慎重に聞く姿勢になる)

#01の回で、「カット作業が全てと言っても過言ではない!」と宣言しました。


ずっきーさん、言ってる事違くないですか!?


そう思ったかと思います。確かに、気持ちはとてもわかります!!


この後の動画編集の工程の中でもお伝えしていきますが、「カット編集」という工程だからカットだけしていくわけでなく、そしてテロップ入力も入力していくだけではありません。

ここで、会話の内容をしっかり確認しながら更に奥深く動画の内容を確認していくのです。

例えば、エンタメ系の動画で「お前、ご飯の上にパン置いて食べて主食好きか!」というツッコミがあったとします。その直後にも「お前、なんでご飯の上にパン乗せて食べてるんだよ」という言葉が来たらどうでしょうか?「いや、それさっき聞いたよ」となりませんか?勿論、場合により2回繰り返す方が良かったりすることもありますが、必要のない繰り返しをカット作業時に気づかなかったりします。

そういった、動画の中の会話を更に慎重に聞いて無駄を省くのもテロップ入れの作業の1つなのです。


・被写体に合わせた文字スタイルを保存して文字選択を短縮化出来るよう仕組み化していく(これは初回で動画編集を行う時に行なっている作業)

スクリーンショット 2021-01-18 18.19.18

▲Premiere Proで説明をすると、「レガシータイトルスタイル」というところに一度使ったフォントや指定した色を何度も使う場合は保存しておく事で被写体に合わせたテロップを簡単に呼び出せます。

動画編集は、とても時間が掛かる作業なので少しでも短縮出来る事はどんどん短縮化していきましょう!!


次回は、「BGM/SE入れにルールはありません!」という話をしていきたいと思います!

皆さんに有益な情報を御提供出来るように、これからも「旅x旅ガジェットx動画編集」に関する情報を発信していきます!!