1041杯目:『テレホーダイ』が今年いっぱいで終了、そして想い出がいっぱい。
先日、ネットサーフィン(笑)をしているときに見つけたあるニュース。
9月いっぱいで『テレホーダイ』の新規受付が終了、今年いっぱいでサービスが終了という記事だった。
なっつかーしーなー…って思ったと同時に、まだこのサービスあったんだ?とこのニュースで知ったf^_^;)
だもの、ついnoteにもネットサーフィンなんて死語!?も書きたくなっちゃうよね(笑)
Windows95発売とともに足を踏み入れたPCの世界。
そしてそのPCの中には『インターネット』とかいう得体の知れない怪しいサービスにつなげるための案内(ニフティ・サーブ)や機能(モデム)が付いていた。
1996年3月、周りにインターネットをやっている人がというより、まだパソコンは仕事で使うものという時代だったので、ドキドキしながらインターネットの世界に足を踏み入れたのを思い出します。
思い切って飛び込んでみると、自分の周りにはいなかった共通の趣味を持った会った事もない人たちと盛り上がったニフティの会議室、日本の裏側のニューヨークやフロリダのWDWの現在の様子が、自分が観たい時に観れるライブカメラ『世界の窓』など自分にとってインターネットは夢のようなサービス、PCは夢のような箱だった。
その名残で、現在もプロバイダはニフティだったりしますf^_^;)
そんなネットに大ハマりをした自分にとって最大のハードルは電話代との闘い。
『ピー、ヒャラヒャラ、ゴー…』という音ともに招かれるインターネットの世界。
あまりに楽しすぎて3分10円という電話代を忘れるくらい。
今まで体験したことがなかった夢に付随する出費だからそれも仕方ないかな?って思ってはいましたが…
正確にいえば3分10円ではなく5分10円、月額200円払うとそれで使えるサービスがあった(サービス名が出てこない…)
いずれにしても、少しでも電話代を抑えたいというアンテナはいつも張っていた。
そこに登場してきたのが『テレホーダイ』というサービスだった。
指定した電話番号への電話代が23時から翌朝8時に限り定額料金という、電話代は従量制しかなかった自分にはこれまた夢のようなサービスだった。
もしかしたら、人によってはこのサービスは彼女や彼氏と電話代を気にする事なく話ができる夢のようなサービスだったかも知れないけど、自分の対象はネットだったf^_^;)
毎晩23時になるのが楽しみだった。
23時前にPCを立ち上げ、22時59分にはInternet Explorerのショートカットにカーソルを合わせていつでもクリックできるように待っていた。
クイズの早押しのように。
なぜなら、自分の周りには皆無でも、日本全国を見れば自分と同じ人種が多数いて、テレビのチャンネル争いならぬネットの接続争いをしていたからだ。
みんなが一斉に電話に繋ぐということは、回線がいっぱいになると話し中のような状態になりネットに繋がらず、ひたすら『ピー、ヒャラヒャラ、ガー…』という音だけを聞くことになる。
その困難をくぐり抜けて、トップページがモザイク状に現れてきた時は格別の嬉しさもあった(笑)
それから明朝8時までは幸せ時間でした。
実際、寝ないといけないので自分は午前4時くらいまでと決めていました。
それでも寝不足には変わらないけどねf^_^;)
今の人が聞いたら、何の話をnoteで読まされているんだ?って思われそうですが、昔はそれが当たり前の時代だったのですよ。
『テレホーダイ』終了のニュースを見たら、当時のことが思い出されてとても懐かしく書き殴った今朝のnoteでした😊
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