232杯目:【マイ考察】お客様は本当に神様?
お客様は神様です!!
と、国民的歌手が昔言いました。
国民的歌手と伏せても意味がないくらい有名な方のフレーズなので、
ハッキリ言っちゃうと、三波春夫さんがおっしゃった言葉ですね。
お客様からいただいたお金で、自分が生活をできてるのですから、
ある意味、神様であることには間違いないでしょう。
あの大物歌手である方が下になり、お客様を立てる感じが、
日本人の感性にマッチして、
さらに浸透したフレーズなのかもしれませんね。
トップの歌手がそれを言っちゃったら、
他の歌手は何も言うことがなくなっちゃいますね。
しかし、この
お客様は神様です!
を、ちょっと掘って考えてみると、
三波春夫さんから見て、
お客様は神様であって、
お客様自身が、自分は神様なんだ!という意味ではないと考えられます。
三波春夫さんは、お客様からお金をいただく代わりに、
お客様の心に響く歌やお喋りなどパフォーマンスを披露している。
なので、一方的に戴いてるわけではないので、
本来なら五分と五分の立場なのです。
素晴らしいパフォーマンスを見せてくれてありがとう!とお客様はお金を払って、
三波春夫さんは、自分のパフォーマンスにお金を払ってくれてありがとう!
今風にいうと、ウインウインの関係ですね。
しかし、あの国民的大歌手の三波春夫さんがそのフレーズを言ったものだから、
お客様自身が自分は神様なんだ!
って勘違いしている人が多くなったように感じられる事もしばしば。
端的にいうと、ウインウインのはずだったのが、
どっちが上論争になってしまっているような気がします。
これは、ただの例であって、
現代社会においても、そのような感じを多く受けます。
とにかく、どっちが上の立場なのかと決めたがる。
最近、よく聞く言葉だと、
マウントを取りたがる!
会社などでも、お客様の満足度を上げる!と掲げているけど、
それって本当に満足度を上げるって事なの?
ただ単にお客様のワガママを通してる!
って事なのではないかと思ったりもします。
そうなると、お客様との関係はギスギスになってしまいます。
お客様は、お金を払っているんだから!と、権利を主張して、
会社側は、とにかくお客様の満足度を上げるために、それに従う。
ましてや今の時代、SNSなどで言われちゃった暁には、
と、さらにお客様が強くなり、会社側が弱くなり・・・。
本当はイーブンなんですけどね。
あっ、これってワイドショーの司会者やコメンテーターのにも似ていますね。
公共工事の無駄遣いや不正などの話題の時に、
自分たちの税金で・・・
とか、
自分たちの血税で・・・
って、国民代表の弁のように声高らかに言う感じに。
そりゃ、税金が財源の無駄遣いや不正はいけないけど、
そこまで、俺たちの税金で!!
って強く言う必要があるのかな!?と。
だって公共のサービスもしっかり受けてるでしょう!
それなら、もうちょっと気が利いたようなコメントないんですかね!ってf^_^;
ちょっと話しが逸れた!?まとまらない!?
結論としては、
そうして何とか相手よりマウントを取ってやろう!って感じが嫌だな!
ってお話でした。
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。