867杯目:数値じゃわからないキーボードの不思議
来週はアップルの製品発表会があるみたいだし、今年はMacも新製品でどんどん変わっていく予想があるらしい。
そんな中、今でも現役、自分のMacBook Pro 2016年モデル。
MacBook Pro 2016年モデルと言ったら、アップルとしては黒歴史!?バタフライキーボードにタッチバーにUSB Type-Cだけ端子搭載Mac。
自分は気に入っているけど、これら全てを次期モデル以降Appleがやめてしまったところからやっぱり黒歴史…f^_^;)
でも、それだけアップルとしては挑戦的なモデルだったとも言える!と思えるところが自分がApple好きならでは…
その中のバタフライキーボード。
この薄さでキーを押した感を出している絶妙な造り。
そして底付き感があるというペチペチとした大きめのタイピング音も自分はお気に入り。
そんなキーボードですが、よくパソコンのスペック紹介で『キーピッチが〇〇mmと十分に取られている。』とかの説明があります。
キーボードは入力デバイスなのでミスタイピングをしないことが一番。自分に合った良いキーボードというのはミスタイピングしないキーボードのことだと思う。
しかし、キーボードというのは不思議なものでキーピッチ〇〇mmという数値は目安ではあるけど、それだけキーピッチを確保しているからミスタイピングしません!というと意外とそうでもない。
Windowsパソコンで使用しているマイクロソフト製のトラックパッド一体式キーボード。
自分の用途には最高なんだけど、なぜかこのキーボードで入力している時のミスタイピングが多い。
隣のキーになぜか指が当たるとか…
iPad AirではiPadカバー一体式のロジクールのキーボードを使用している。
マイクロソフト製キーボードに比べてキーピッチも全然狭いし薄い。
しかし、なぜかこのキーボードでのミスタイピングはなく気持ち良くリズム感を感じながらタイピングしていける。
結論、キーボードって2次元で見るんじゃなくて。3次元とキーを押した感じ、キーの押し戻し感やキーの指触り感など感覚的なことが絡み合って、初めてミスタイピングをしない自分に合ったキーボードがわかるんですね。
時々クラムシェルモードでMacを使うのですが、その時に使うApple製のMagic Keyboardの指触り感とキーの押し戻し感が最高で仕事のモチベーションも上がる。
そんな風に、マウスも含めて入力デバイスというものは、価格やスペックでは測れない深いものがある。
それがマウスやキーボード選びの難しさであり面白さでもあります。
いくらデジタルとか言っても、そういう数値では表せない感覚的な部分というのは、人間が使っている以上大切なことなんですね。
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