1134杯目:各チーム各選手のオリンピックへの向かい方
自身、今までと違った見方をしたオリンピックが終了しました。
自分が好きなスポーツは野球。
やるのも観るのも好きでした。
なので、オリンピックというと何となく蚊帳の外で、他競技の日本代表選手や日本代表チームをオリンピック期間だけ、にわかで応援するというのが今までの自分のオリンピックの楽しみ方でした。
そういう方も多いかと思います。
しかし、3年前からふとハマったバレーボールVリーグ観戦。
今までならオリンピック期間の全日本代表選手しか知らなかった自分が、その前段階から選手を知るようになり、オリンピック選手への階段みたいなのまで目の当たりにするようになりました。
それが今回のパリ・オリンピックでした。
いつも試合で応援している選手たちが全日本代表候補、約40名の合宿に招集されて、そこから大会ごとに絞られて行って、最終的にはオリンピック登録選手12名に残れるかどうかハラハラドキドキしたり。
オリンピックからオリンピックの間の大会。
昨年のオリンピック予選。
そしてそこで出場権を獲得できなかったチームは今年のネーションズリーグ終了時の世界ランクで残りの枠を争う。
それに伴う、各チームの考え方や戦略。
女子バレーボールでいうと、昨年の予選でオリンピック出場を決めた中国やアメリカはオリンピック本番に向けて選手を温存。
特に中国のそれの徹底はすごいと思いました。
戦術が研究されるからとか色々考え方はあるとはいえ、本番一発勝負にかけるというのも、またすごい戦略だな!って思いました。
やはりオリンピックは技術だけでなく、メンタル的な部分も大きいと思うので。
同じくオリンピック出場を決めていたトルコやブラジルは比較的レギュラー選手が出ていて、また違ったアプローチなのも面白かった。
結局、パリ・オリンピック決勝トーナメント進出8チームを見ると納得の顔ぶれになったので、オリンピックに備えるアプローチは違えど、そこに合わせてくるのだから、やはりさすがだな!って思いました。
今回のバレーボール競技は、オリンピック前から、そのような背景から楽しめたので、今回のオリンピックは今までとは違った楽しみ方ができたオリンピックでした。
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