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869杯目:【野球】王選手の目標のない数字への挑戦

noteを書き始めて3年と1日目の朝、869本目のnoteになります。

869という数字は元読売ジャイアンツの王貞治選手のホームラン世界記録868を一つ上回る数字です。
ちょっとこじつけのように思われるかもしれませんが、野球少年で王選手世代の自分にとっては868という数字は特別です。
ベーブルースを抜く715、ハンクアーロン選手を抜く756という数字と同じくらい。

王選手が756号ホームランを打って世界一のホームランバッターになってから、見えない目標に向かってさらに132本もホームラン数を積み重ねたことに子供の頃すごいと思いました。

目標があれば気持ちが切れそうや挫けそうになっても、なんとかモチベーションを保つためになんとか踏ん張れることがあるかもしれないけど、王選手の場合756本目のホームランを撃った時点からどこで辞めても世界一のホームランバッター。
もちろんこの先追い抜く選手が出るかもしれないけど、当時は前人未到と言われていて1980年に868本目のホームランが記録されてから今年で42年になるけどいまだに破られていないから、当時の前人未到という表現はやはり的確だったのでしょう。

記録を更新して世界一の記録になったと言ってもプロ野球選手だからチームの優勝のために…とかモチベーションを保つ理由としてはあると思う。

しかし、王貞治=ホームラン というのはファンの自分達だけでなく王選手本人もあったと思うので、チームのために…というのは少し弱いかもしれない。

そうなると本数じゃなくて、王選手本人が納得できる形のホームランが打てるのか…これがホームランに対するモチベーションになるのでしょうね。

結局、引退された最後の年1980年。
それでもホームランは30本打っていた。これで19年連続30本以上の記録。
そんなホームラン数を残しながらも引退した。

当時、自分は勿体無い!まだイケるんじゃないか?
なんて思いながら寂しい思いをした。

でも、やはり数字より王選手本人が納得した形でホームランを打てていたか?だったのかもしれない。

数字だけでは表せない感覚的な部分が理由になるのが偉大な選手ならではですね。

しかし、のちに『ハンクアーロン選手が900本くらい打っててくれれば…』という王選手の非公式コメントを知った時、やはり数字は大きかったのね。

自分が本やテレビで知った王選手は野球選手としてだけでなく、人としても立派な人と紹介されていたので、ちょっとほっとしたエピソードでもありました。


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きひろ
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。