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1048杯目:【珈琲初心者日記】コーヒー初心者が120人にコーヒーを振舞ってみた…その2

そしてここからは仮説を立てては検証の作業に入った。

提供温度


まず検証したのは提供した時の温度。
ぬるいコーヒーを提供していたのでは無料といえど論外。
当日はリンスをしている時間はないので、ペーパーにコーヒー粉を入れてお湯を注いでサーバーに落として、それを紙コップに注いだコーヒーの温度が何度になるかを調べた。
まず65度を目指して何度も検証をした。

やり方としては、100度に沸騰したお湯を350㏄サイズのドリップポットに移してドリップした。
それで大体65度前後だった。
前もってサーバーが温まっていれば65度は軽く超えた。
でも淹れるのにまごついたり、サーバーが冷えていると62度や63度くらい。
65度には拘りたかったけど、野外でやるためその辺も考慮して、無理せずどんな風に淹れても63度くらいを目標にした。
何度も何日も(笑)試した結果、家で朝寒い時でもその位の温度でイケるようになったので、日中なら問題ないだろうという事で、提供するときのコーヒーの温度に関して目安は付いた。

紙コップ


次に紙コップのサイズを考えた。
提供する量はコンビニコーヒーのSサイズの容量。
150㏄に設定した。(正確にはコーヒータイマーで152グラム)
その150㏄入れた時のコップの隙間を考える。
まず自分の中で決めていたのは、紙コップに蓋は付けないという事だった。
蓋を付けちゃうと、それこそそのままコーヒーを持って他のブースに移動するのも容易になってしまうから(苦笑)
しかし、小さい子供もたくさん来ているので、カップからコーヒーが飛び出しちゃっては困る。
火傷とかが怖い。
色々検証した結果、240㏄の紙コップに150㏄のコーヒーを入れることにした。
コップの高さの半分くらいまでしかコーヒーが入ってなくて、見た目は少なっ!ってなるけど、ここは蓋を付けない前提での安全性を最優先にした。

コーヒー豆

そしてコーヒー豆。
ある意味、これをどうするかが最大の問題。
個人的にはこの検証が一番楽しかったけど😊
色々な好みがあるであろうお客様にどのようなコーヒーを提供したらよいか?
著名な人がこのコーヒーは美味しい!と言っても自分が飲んでおいしいかどうかは別問題。
ここがコーヒーの難しさであり楽しさでもある。
でも何者でもない自分でも、一生懸命淹れたコーヒーなので美味しいと言ってもらいたいという欲はある。
外で飲むコーヒーは美味しく感じる…とか、長い時間並んだ末に飲んだコーヒーは美味しく感じる…とかシチュエーション頼みするか(笑)
そんなことをアテにするわけにはいかないので、どのようなコーヒーにするか考えてみる。
自分がコーヒーにあまり興味のない頃に飲んだコーヒーの感想を思い出してみた。
最近、美味しいコーヒーの酸味がわかるようになってきたので、今では飲めるけど、当時はコーヒーの酸味は苦手だった。
かと言って安いコーヒーのように水っぽいコーヒー風味のコーヒーにはしたくなかった。
コーヒーの良い苦みがありながらスッキリ飲めるコーヒーにしようと思った。
そんな自分は、コーヒーにハマったキッカケになったのが、インドネシアのマンデリン・アチェという苦みがあり酸味がほぼないコーヒーがとても美味しかったからだ。
その頃の自分の感覚を信じて、色々なコーヒー屋さんの珈琲を飲んで、深煎りでそういう方向性のコーヒー豆を見つけて、コーヒー豆屋さんで1週間前に焙煎したものを、提供する前日に挽いたコーヒー粉を持ち込むことにした。

これで何となく骨格は決まってきたような気がする。

その3へつづく…

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。