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珈琲の思い出

アルコールランプ
不思議な道具
逆流する水

サイフォンで淹れる珈琲は魔法の飲み物のようでした。

「子供には早い」と言いながら時々父が分けてくれたそれは、たっぷりの牛乳と砂糖でもはや別物だったけれど。 

飲めば普段厳しい父に近づけたようで誇らしい気持ちになる。そんな魔法の飲み物でした。

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