前回の必要な英文法 VI では動詞を名詞みたいにするというのをやりました。動詞を名詞のようにする方法というのは他にもあって、話が長くなります。その前に、名詞の方を考えてみましょう。
必要な英文法シリーズでは今のところ、名詞に関しては「動詞に食べられるやつ」みたいな位置づけで、名詞とか名詞句とは何か、というのはあまり考えて来ませんでした。いい加減にしてきた理由は、それを考えるとそれだけで一つの話になってしまうので放置しておきました。今回はその話を考えてみましょう。
まず、「
必要な英文法 VI
必要な英文法 V までとはちょっと違った方向で動詞をいろいろ考えてみたいと思うのですが、その前にこちらを。
マリオは赤い、ってやつですね。マリオ=赤って事です。確かに赤い服ばっかり着てますね。
is とか are とか am とかって、be 動詞とか呼ばれたりしますけど、めんどくさいことは考えず、だいたい = だと理解しておきましょう。
= なので他動詞です。= の左と右にそれぞれ何かいりますからね。
じゃダメですよね。
とかじゃないと。
それでは普通の自動詞考
必要な英文法 II の続きです。
今日はいわゆる「修飾語」とか呼ばれるやつについて考えてみましょう。用語はどうでもいいです。
大雑把に、修飾語って「文になくても文法上困らないけど、言い足したいやつ」です。
の red は修飾語です。亀が赤か青かでいろいろ業務上の違いがあるのは重要ですが、文法上必要なわけではありません。現に、
って言えるので、文法上の必要なわけでは無いんです。亀という名詞についての詳細くれてるので「形容詞」と呼ばれます。形容詞という用語はどうでもいいで
音韻論入門 I では、隣の音に影響されて音が変化することに関して見てみました。新しい知識でしたか?そう感じるかもしれませんが、N と M の使い分け方を知ったのではなく、ご自分が使い分けていた事を知ったわけですよね。「自分が知っているということを知る」という言語学の魅力のひとつかもしれません。
今日のもそんな感じです。
調味料の話じゃありません!
さしすせそ、サ行ですね。なんの変哲もないように見えます。五十音って割とよくできていて、アイウエオ (a,i, u, e, o)
前回の生成文法 I では、単語の並べ方に関して軽く見てみました。アリな単語の並び方にはどういう特徴があるのか、その線引き、記述をしようというのが生成文法のゴールです。
前回は「正規言語」に関してあまり深入りしなかったので、まずはそれを考えてみたいと思います。言語には使い物にならないのですが、そのせいか言語で例を示してもちょっとわからないので、チーズバーガーにします。
すごく単純なチーズバーガーを考えましょう。具材はバン、肉、チーズです。バンは上と下に1枚づつのみです。肉と