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【りとぐり#7】第2文型 【第3文型と比べて理解しよう】
こんばんは♪
りとぐり#7,今回も文型の解説シリーズです。第2文型について学習しましょう。
前回・前々回の内容を見ていない方は見て頂けると理解が深まると思いますのでぜひ😋
1. 第2文型
第2文型は,S+V+Cの型をとります。
いちばんの代表例が,be動詞の文です。
I am a student.(私は学生です。)
I が主語,amが動詞となり,後ろに a student と名詞の要素がきています。
この文型をとる場合,動詞の前後の意味に S=Cという関係が生まれます。
「私=学生」関係が成り立ちますね♪
補語には,名詞の他にも形容詞が入る可能性があります。
be動詞の文で,補語の部分に形容詞を入れてみます。
She is kind. (彼女は優しいです。)
この文でも,「彼女=優しい」と,イコール関係が成り立ちます。
前回の第3文型の文では,動詞の前後にイコール関係は成り立ちません。例えば…
I like carrots.(私はニンジンが好きです。)
私はニンジンが好き。
「スキ」のエネルギー,動詞のもつ力はニンジンにぶつけられます。
これが他動詞の特徴でしたね。動詞のパワーで他の人やモノに影響を与える。
ただ,だからと言ってここで第2文型のような「私=ニンジン」こんな関係は成り立ちませんね? 好きだからといってニンジンに変化してしまっては困ります(笑)
第3文型の Sと0の間にはイコールの関係は成り立たず,S≠O となります。
動詞の前後の要素の意味をみて,主語とイコールの関係が成り立てば補語,成り立たなければ目的語,(動詞のすぐ後ろに『前置詞 + 名詞』なら修飾語)
とパッと判別できるようになりましょう!
上の画像内にまとめた通り,第2文型をとる動詞はbe動詞以外にもあり,大きく分けて3つの意味にまとめられます。
① 存在,維持系
② 変化系
③ 感覚系
全てにおいて,「動詞を挟んでイコール関係が成り立つ」これがポイントになるので,第2文型について理解するときは意識するようにして下さい。
2. まとめ:第1文型〜第3文型がもつ意味
さて,第1文型から第3文型までまとめてみましょう。
ただ型だけ見て終わり,ではなくそれぞれの文型に込められた意味合い・メッセージも含めて覚えてみて下さい。構造と意味が結びついていれば,英文を読んでいて単語の意味が分からなくても,「こんな要素が順に並んでいるぞ→つまりこの文型だから→何となくこんな意味かな」,等と想像でき,英文解釈等に生かすことができるようになります。
・第1文型 (S+V)
例文:She runs in the park. (彼女は公園で走る。)
S= She
V= runs
(M= in the park)
動詞は自動詞。動詞の動作が他に影響を及ぼさず,後ろに目的語(名詞)を必要としない。
後ろに「前置詞+名詞」や「副詞」(=修飾語)と伴うことがほとんど。
とる動詞の意味は3パターン ↓
① 存在系 live, stay, belongなど
② 移動系 walk, run, flyなど
③ 発話系 talk, speak, insistなど
・第2文型(S+V+C)
例文:She became a sprinter. (彼女は短距離走者になった。)
S= She
V= became
C= a sprinter
動詞は自動詞。主語(S) = 補語(C)という関係が成り立ち,補語の部分が主語の様子や性質を表す情報となっている。
補語部分には名詞か形容詞のどちらかが来る。
とる動詞の意味は3パターン ↓
① 存在・維持系 be動詞,keep, remain, stay など
② 変化系 become, get, turn , come など
③ 感覚系 seem, appear, look, feel, sound , taste など
・第3文型(S+V+O)
例文:She likes bananas. (彼女はバナナが好きだ。)
S= She
V= likes
O= bananas
動詞は他動詞。主語の行う動作のパワーが目的語にぶつかっていき,影響を与える。S(主語)≠O(目的語)という関係。
目的語部分には名詞のみが来る。
第3文型をとる動詞は限りなく存在するので,特に第3文型で他動詞として使うのに,自動詞と捉えてしまいやすい動詞があるのでピックアップして覚えましょう。
他動詞なので,直後に直接目的語を置きます!!
今回は,新たに第2文型のみ取り上げましたが,いかがでしたか。
特に主語と補語・目的語がどのような関係で結ばれているかについて意識して文を見ていくことがポイントでした。次回の第4・第5文型の理解にも役立つので,ぜひ何度も復習して理解を深めて下さい。
質問や内容のリクエストなどあったら,ぜひコメントでお寄せ下さいね。待っています♪
今回も最後まで読んで頂き,誠にありがとうございました。