北海道出張記録(仁木-余市-小樽)中編
朝起きたら朝食場所を探しがてら周辺を歩く。
駅正面側を歩くと、海鮮で有名な柿崎商店のオレンジ色の建物が目に入る。
朝から海鮮丼いくか!と思うも食堂は10時オープンだそうで断念。
昨日の2軒目で行った繁華街方面へ向かう。
駅前どおりを右に進んで少し歩くと、黄色い建物に何故か龍と鯉が描かれた寿司屋が見える。この辺りから旧繁華街の入り口っぽい。
何故この色と絵柄にしたのか。昨夜見た時よりも朝日に照らされて強烈な黄色が強調されている。ちなみに鯉の滝登りならば、鯉が滝を登って龍になるので、鯉と龍の位置関係はせめて逆な方がよかったと思う。
中に入る。昨夜は途中で力尽きて攻めきれなかったので、どこがやっている店舗でどこが閉まっているのかいまいちわからないが、空き店舗が多そうな雰囲気。
しかし、余市ではここに限らず、少しずつ面白いお店が増えてきているのでこれからワイン文化と共に盛り上がっていくのかもしれない。
余市リキュールファクトリー
https://www.yoichi-lf.com/product/
もうしばらく歩いて、線路を渡って駅の裏側方面へ。
裏側へ行くと、正面側の寂れて商店群とは対照的にイオンモールとサツドラが目に入る。そのほかにもDCM系列のホーマックなど、大型店舗が道路沿いに並んでいる。が、なかなか朝食が食べられそうな場所はない。
進めど進めど朝飯が食べられそうな場所がない。
こうなったらセコマ行くか!と思うもなかなか無い。
ここらへんで流石の私も、昨日チェックイン時にスタッフさんが朝食用にベーグルをくれた意味に気が付く。
そう、朝食を食べられる場所がないのだ。
これは、ウチの宿坊でも課題だと思っていることで、美味しい朝食を食べられる場所があれば、その地域に泊まる魅力になるのだが、自分でやるほどの余力もなく、なかなか難しい。
朝の運動も兼ねた街歩きを終え、大人しく部屋に戻ってもらった朝食用のベーグルを食べる。うん、美味しかった。
その後は、友人に車で迎えにきてもらい、NIKI Hills ワイナリーへ。
ワイナリー見学をしてきました。
はじめて、ワイナリー見学をしたのですが、最近地元のワイン会は地元のワイン勉強会に参加していて、多少知識があったこともありかなり楽しめました。
ケルナー種を中心とした6種のワインをテイスティング。結構な量で普通に酔いました笑
このワイナリーは、まだできて数年で施設も新しく綺麗で、内装もこだわって作り込まれている印象でした。ワイナリー見学以外のアクティビティも多数あり、レストランも併設されているので、次はここに泊まってみるのもいいかも。
NIKIヒルズワイナリーは余市町の隣り、仁木町にあるのですが、若い方がこちらで働くために移住してくるけれど、町内に住む場所がなく困っているとのこと。現在、20数名の従業員さんの内で町内に住んでいるのは5名程度とのことでした。
まちづくりは、仕事、居住、交通、保育、教育など、多面的・立体的に取り組んでいく必要があると改めて感じました。
私も地元で、移住者の方々と接する機会がありますが、住みたい場所に住みたいような物件がないという声を聞くことがあります。あっても借りられないというようなこともあるようです。この辺り、昔から地元にいる住民がハブになってうまく繋ぐことができれば良いのかもしれません。
見学もワインも満喫したあとは、余市駅前に戻って、海鮮が有名な柿崎商店へ。
今回案内してくれている友人も「地元であるが故に、有名どころすぎて逆に今まで行ったことが無い」とのことなのでこの機会に行ってみる。
店内はお昼時を過ぎてもほぼ満席。札幌の方からもここまで食べに来る方も多いのだとか。人気の日替わり海鮮丼は完売でしたが、リーズナブルで美味しい海鮮をいただきました。
この後、友人に送ってもらい二日目の宿泊地小樽へ。
2回で終わりにしようと思いましたが、長くなったので後編へ続きます。