もう恥ずかしさなんてないでしょう?という言葉に納得
去年、ロンドン在住の女性のお宅に宿泊させてもらった。
彼女との出会いは、2007年。私が学生だった頃に、バイトを探して日本食レストランへ行った。その時の、面接官が彼女だった。日本食店のオーナーだったのだ。
無事に面接も通り、数年間アルバイトさせてもらった。
彼女は物事をはっきりというし、欲深い。
悪い意味ではない。
私は、私の勝手な境界線で諦めてしまうことが多いんだけど
彼女の場合は、ダメ元で聞くのがスタンダード。
バイトしていた当時は、彼女のスタンダードに
何度か驚かされたこともあったけど
あの頃の彼女の年齢に達した今の私は
彼女の行動が理解できる。
去年11月に、ロンドンのホテルに宿泊したんだけれど
実は彼女がその日にロンドンに戻ってくるから、
家に宿泊してもいいよと言ってくれた。
でも、ホテル予約しちゃったし・・・と私が言うと
彼女は、「その予約、キャンセルできないなら宿泊券にでもしてもらいえば?今度の宿泊で使うって言ってみて」
そんなことも可能なのか?と驚いたことを覚えている。とりあえずやってみる、聞いてみるが彼女の最大の強みなのかもしれない。
そして、私も40代半ばになりつつある年齢に達し
やっと分かってきた。
もうこの年で、恥ずかしいことなんてないのかもしれない。
今年はもっと自分の心の声や本当の気持ちを大切にしながら
もっと欲深く生きていこうと思う。