俺のバイク:ロベルタ編(7)
今日はお待ちかね、第一回口頭弁論の日だよ。
終わるまで時間を待て余しているから書いているよ!
どうなるんだろう、楽しみだなあ。
などと暢気に書いているが、本当に裁判なので本当にどうなるのか分からない。おっそろしい敏腕弁護士を連れてくるかもしれない。そんな金あるんなら俺のバイクさっさと直していたか、今からでも全面降伏した方がいいと思うが。
俺が引き上げを躊躇っていた理由の一つに「よその店がなにしたかワカランような車体を、また違う店に押しつける」という行為がどれほどめんどくさい作業を要求するか分かっていたからだ。
あとめんどくさい作業をするということは工賃がかかる。
なので「10万円」って言われて結構、ビビった
仮に本当にダメなところを直さなくちゃいけなくて、全部やると60万円くらいかかりますよ~なんて言われてはさすがに酷いので手を引くくらいには思ったが「走らせてみないと分からないので、そこまで整備してから。それは10万円くらいで収まるようにやっておきます」という話。
「会員になると(パーツ代ではなく)」工賃を10%引き!
(工賃を最初から10%増して請求すればいいだけ)
動いたと言ってもエンジンの動作確認で最小限のことしただけだろうから、エンジンそのものが吹っ飛んでない限りは配線繋いで確認してだから、こんなもんだろうとは思うが、2年半以上かけた代物が、僅か四日でエンジンが動いたというのはこちらとしても感慨や余韻に浸る隙間もない速さ。
引き続きお願いします。
これは俺も聞いたことがあって「女の子相手じゃ怒れない」はむろんのこと、クレームに謝りながら、客の目の前で女の子を怒鳴る。こんなことされたらクレーム言ってる側が悪い事してるみたいで引いてしまう。
そういう手段がある。というかあった。
知り合いがそれやられた。
その時の反応は「客の目の前で身内怒鳴るとかどういう神経してんだよ」だったとのこと。強い。
なんか連絡来るまでヒマだな~と思って書き始めてみたら、連絡が来てしまった。
恐ろしい形で。俺に圧倒的有利な連絡が。
別にじゃあ恐ろしくないだろって思うかも知れないが、恐ろしいのはそんな人間がのうのうとバイク屋さんを経営していたという事実だ。
普通ならこんなことにはならない。
だからロベルタは奇策を弄して工夫して色々やったというのに。
ちょっとポカーンとしていたよ、ロベルタも。こんなことあるんだって感じで。常識を超えた非常識展開。
ただここから巻き返しの余地もあり油断は出来ない。
この話は次に何か始まるか分からない。順当に進むべきところで迷走する。もう迷走しないでほしいのだが。いい加減、ゴール目指して一直線に進んでほしい。
民事訴訟の経過は恐らくロベルタ編(8)にて語られるであろう。
どうなることやら。
続く。