私の感じたフィリピンの国民性
フィリピンの人々は笑顔が素敵だった。
良く笑い、歌を歌っている明るくて素晴らしい人たちが多かった。
話が変わるが、フィリピンの賃金は低い。
私の語学学校の先生に聞いた所、だいたい日本の時給がフィリピンの日給ほどみたい。(2024年)
物価はどうかというと、当然賃金に合うはずもない。
日本で生活していた私の受けた印象だと、たしかにいろいろなものは安い。私は一人暮らしをしてきて節約家だったからかもしれないが、日用品は日本と変わらない値段がするし、物にこだわらなければ日本で購入した方が安いものはたくさんあった。
生きる上で苦しい部分も多いだろうと思うが、少なくとも私よりもフィリピンの方々のほうが笑顔が多い。なぜだろう。
私は素直に聞いてみた。
なぜ、いつも笑って歌っていられるのか。
その質問は私に対して真逆の事だったからだ。
先生方はこう答えてくれた。
「お金が少ないのは苦しいけど、笑っているのは幸せなんだよ。ただそれだけ。」
今まで当たり前いた環境が当たり前ではない事。
すべてが幸せだったと、痛感した。
ただ、なぜ先生方が急に歌うのかは最後まで分からなかった。