109シネマズプレミアム新宿に4,500円の価値はあるのか!?
高校生から映画館に欠かさず通っている自分ではありますが、映画館に行かないというひとたちは少なからず存在します。
文化庁が行っている「文化に関する世論調査」というものがあるのですが、サンプル数3,000人に対する「1年間に芸術鑑賞をしたか?」という質問に対し、No(鑑賞したものはない)と回答したひとはなんと47.8%も占めています。
「映画鑑賞」と回答したひとは39%(性格にはアニメ以外が約26%、アニメが約13%)と、Noと回答したひとを下回ります。
ただ一時期映画館から少しだけ足が遠のいていた時期がある自分としては正直わからんでもないです。
映画館のマナー問題@"グラシネ"池袋
日本人はマナーに厳しいですが、映画館も同じ。
上映前は注意事項がかならず流れます。
そんな中先日公開された『デューン 砂の惑星 PART2』の初日に"グラシネ"ことグランドシネマサンシャイン池袋にて、観客が上映中にスマホをいじっていたとX(旧twitter)上で騒ぎになっていました。
正直これが自分が一時期映画館から離れていた理由。
周りの友人に聞くとそんな経験ほとんどないということなのですが、どうやら映画館に行く回数が多いと、こういった場面に遭遇することが格段に増えるようなのです。
そんな自分が愛用していたのが「プレミアムシート」です。
はじめてのプレミアムシートは「109シネマズ二子玉川」
確かはじめて利用した「プレミアムシート」は二子玉川駅にある109シネマズだったはず。
めちゃくちゃ楽しみにしていた作品や長時間の映画は、マナー問題に煩わされることもないし、シートがめちゃくちゃ広い(ほぼフラットになる)ので、特別な日に利用してました。
ですがこの料金、なんと6,800円!おいそれと利用できる料金ではありません。
コロナ禍を経て、再び映画館に通うようになったので、プレミアムシートはあまり利用しなくなりました。
109シネマズプレミアム新宿に行ってみた
ところがつい先日、新宿で中途半端に時間が空いてしまったので、『プリシラ』を観ようと探したところ、ちょうどよい時間にやっているのが「109シネマズプレミアム新宿」だったのです。
館内の様子
この映画館はプレミアムシートしかありません。
入口に入るとQRコードをかざすスタンドがあり、その先にラウンジに向かう薄暗い入口が現れます。
姿を表すラウンジは、めちゃ広い!
109シネマズ二子玉川のラウンジの5倍くらいありそう。
入って左手と右手にエリアが分かれていて、どちらも利用可能。
左手のほうが若干クローズドになっている感じ。
右手はオープンなスペースで、左手の3倍くらいのスペースがあり、バーもある。
シアター内
シアター内は、「CLASS A」という4,500円の席と、「CLASS S」という6,500円の席がありますが、はっきり言って「CLASS S」は利用する価値なし。
109シネマズ二子玉川のグランド・エグゼクティブシートと大差ない金額なのに、「CLASS A」の半リクライニング席とさして変わらない席だからです。
だからか自分が鑑賞時に利用しているひともいなかったです。
その他サービス
その他サービスとしては、ポップコーンとドリンクが料金に含まれており無料で利用できます。
ポップコーンのサイズがMくらいあるので、観賞用のおやつとしてはこれで十分ですね。
4,500円の価値はあるか?
肝心の4,500円〜の料金に見合う価値があるかというと、個人的には全然あり!
ただいくつか条件があります。
109シネマズの会員になっている
109シネマズの会員になると、500円引きになります。
TOHOシネマズと違って入会手数料の1,000円だけで、年会費が無料なのでこれは入ったほうが得かと。
映画鑑賞時はドリンクとおやつを食べる
これが一番のポイントかも。
前述のとおり、この映画館は鑑賞料金にドリンクとポップコーンが含まれています。
通常109シネマズのドリンク+ポップコーンのMセットが980円なので、その分トクです。
鑑賞時のマナーは気になるタイプ
やはりプレミアムなだけあって客層が全然違う感じがします。
なので、鑑賞中にスマホいじったりとかしゃべったりするひとは来ないだろうと。
あとはシートの前後に余裕がある上、全席埋まっていることが少ないないと思われるので、前後左右空席の席を予約すると、他者のマナーに悩まされることはほぼなくなると思います。
そういう意味でも「CLASS S」を選ぶ必要はほぼない(席数が少ないので)
本日のドレス:ミッシェル・ヨー
エブエブでアジア人としてはじめてアカデミー賞主演女優賞を受賞したミッシェル・ヨー。
無難なドレスは好みじゃないようで、レッドカーペットでは一捻り加えたものが多い。今回はバレンシアガ。
ミシェル・ヨーの素晴らしいところはそのスタイル!ボンド・ガールのときと変わってない気がする。(★★☆)