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EP2.真ん中っ子の私が思うほんとの友達①
嫌われるのが怖くて、気を遣ってしまう真ん中っ子の私は、人との距離をつくりがち。
嫌われることはないけど、友達は多くない。
でも、心を許せる大切なお友達は実は幾人かいるのです。
今回はそんな友達を一人ご紹介。
1人目は同じ真ん中っ子くん。
真ん中っ子くんは、距離をつくろうとする私に構わず、ズケズケと私的領域に入ってくる。
でも、この真ん中っ子くんお友達が多いのです。
ある時、私が「好きな人がほしい。」と相談した時、君は笑ってこう言った。
「まず、自分を好きになりなよ。」と。
その時私は、自分自身で汚い部分があるのを認めることが出来なくて、それをさらけ出す勇気もない自分が嫌いだったことに気が付いた。
それから君は「好かれるのも大事だけど、嫌われるのも大事なことだよ。」って言ってくれた。
多分、私の汚い部分に気づいていたんだと思う。
でも、そのあとは何も言ってこなかった。距離をとってくれた。でも、居心地のいい距離だった。
それからというもの私は真ん中っ子くんには自分をさらけ出すようになった。その分悪いところが出てしまうけど、彼はそれを指摘しつつも受け入れてくれる。
そんな真ん中っ子くんといる自分が好きである。