【タグライズ体験談】自分の軸が整い、事業が前に進み始めました(ほんもくのみらい代表・須藤由紀さん)
こんにちは!ザツダンのうのりなです。
現在、ザツダンは企業理念体現プログラム「タグライズ」というサービスに力を入れています。
これまではヒアリングをもとにザツダンが案を作り、その中からお客様に選んでもらうスタイルを採用していましたが、タグライズでは「共創」を重視。経営者やスタッフの皆さんに参加していただき、コピーライターの知見からアドバイスしながら、お客様ご自身が言葉を紡ぎ出す過程をサポートします。
2023年12月に発表したばかりですが、すでに4社にご活用いただいている「タグライズ」。今回は、モニター第一号としてタグラインの作り直しに取り組んだ総合型地域スポーツクラブ「ほんもくのみらい」代表、須藤由紀さんにインタビューを実施。タグライズを利用した感想やその後の変化を伺いました。
理念を見つめ直し、進むべき道を明確に
「ほんもくのみらい」は、神奈川県横浜市中区本牧エリアにある地域密着型の総合型地域スポーツクラブです。子どもたちがやりたいことに真っ直ぐ進んでいける世の中を目指し、スポーツを入り口に多様な世代が交流する地域コミュニティを作ろうと2022年に活動を開始。バスケットボールやドッジボールの練習会をはじめ、オンラインヨガレッスン、多世代で楽しめるスポーツイベントの開催など、大人から子どもまで気軽にスポーツを楽しめる機会づくりに励んでいます。
有志3名で活動を始めた「ほんもくのみらい」。2023年10月に組織体制が大きく変わり、タグライズのご相談をいただいた時期は須藤さんがお一人で運営を担っていました。「すでにタグラインは持っていましたが、それは初期メンバーで意見を出しあってつくったフレーズ。軸となる想いは間違っていないものの、活動を続けるなかで表現や言葉づかいに違和感を感じるようになっていました。改めて考え直したいと思っていた時に知り合いからザツダンさんをご紹介いただき、タグライズをお願いすることにしました」。
棚卸し、断捨離、反芻…そして本質へ
タグライズは3つのフェーズに分かれた全6回のセッションを通して、タグラインの体現まで伴走支援をしていきます。今回は5回のセッションにアレンジして取り組んだのですが、期間は約4カ月。ザツダンは新潟、須藤さんは神奈川を活動の拠点としているため、すべてオンラインでの実施となりました。
セッションへの参加の他に、10のクエスチョンに対するアンサーやタグラインの案出し、体現するための個人プロジェクト企画など、いくつかのお楽しみ(宿題)にも協力していただきます。セッションに、事前準備にと、大変だったのでは…と思い、まずは率直な感想を伺うと「とにかく楽しかったです!」と、満面の笑みで教えてくれた須藤さん。
「最初に私を知ることから始めてくださったおかげで、話しやすい雰囲気の中で進めることができました。考えや思いがしっかり伝わっている手応えがあり、素直に意見交換ができたのも良かったです」。10のクエスチョンに答える宿題は、まとめきれていなかった考えを順を追って整理する良い機会となり、回を重ねるごとに少しずつ言語化できるようになっていったと話す須藤さん。最も印象に残っているのは、導き出したコンセプトから新たなタグラインが誕生したDAY4だと教えてくれました。
「出てきたコンセプトは意外と普通の言葉で、これでいいのかな?と少し不安になったんです。でも、そこからプロのアドバイスをいただきながらいろんな表現を比較、検討していく過程が驚きと感動に満ちていました。連想ゲームのように言葉を言いかえて、『個性をひらく』というワードが出てきた時の高揚感。『が』を『で』に変えてみた時のピースがハマった感覚。表記の仕方や助詞の一文字が変わるだけで、こんなに見え方が変わるんだと言葉の奥深さを知りました。プロの考え方を垣間見れたのも楽しかったです」。
迷いがなくなり、自分の足で進めるように
活動に協力してくれている人たちに新しいタグラインを披露したところ、「すごくいい」「須藤さんっぽい」「活動の趣旨が分かりやすくなった」と、大好評。「選んだ言葉は間違えていなかったと、一安心。私の想いや活動の目的を伝えやすくなったおかげで、初めてお会いする方とも話がスムーズに進むようになりました」。
さらに、タグラインに自分自身が引っ張られはじめたと話す須藤さん。ホームページの内容をブラッシュアップしたり、新しいプロジェクトを立ち上げたりと、自分の選択に迷いがなくなったと言います。
「新しく始めたジュニアドッジーボールチームは順調にメンバーが増えています。何より、大人も子どもも素敵な方ばかりですごく雰囲気が良い。『ホームページがすごく素敵で〜』とおっしゃってくださったママさんがいましたが、タグラインを変えたことが求めていた属性の集客につながっているのかもしれません」。
「どうすれば動き出せるのか、どう動けば良いのか、ずっと模索していました。経営やマネジメントのノウハウを身につけても、思うように成果を出せず…。今回、タグライズのおかげで全てがスムーズに動き出して、気持ちの問題だったのだと気づきました。タグライズは、やりたいことを掘り下げて明確化する作業にこそ価値があります。私のように、事業の立ち上げや練り直しを考えている方は、ぜひそのタイミングで活用してもらいたいなと思います」。
目指すべき方向が明確になったことで、団体のNPO法人化や専用体育館の建設など、目標も具体的になった須藤さん。タグラインを上手に使いこなし、これからもまっすぐに目指す未来へと突き進んでいけることと思います。今後の活躍も、乞うご期待です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ザツダン うのりな
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