エージェント契約終了の加藤浩次
加藤浩次さんのエージェント契約終了は
闇営業以降、二転三転してしまった吉本興行への評価が、ガッツリ落ちる話になりました。
これでお笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭壱さん(53)は吉本興行に残り相方・加藤浩次さん(51)は契約終了、大会社を非難した罰は余りにも大きいようです。
タレント加藤浩次は当社とエージェント契約を締結したうえで芸能活動を行っておりましたが、双方の協議の結果、同契約の期間満了により2021年3月31日(水)をもってエージェント契約を終了
以後はinformation@82style.co.jpに連絡って有って、次も事務所ではなくエージェント契約に近い形態になりそうです。がっちりマンデー!の共演者繋がりのようでともかく頑張れ!応援します。
そもそも吉本興行って頑張ってると見直した時の記事と、発端の宮迫博之さんの事件の記事を読み直しました。
最近でた大崎会長への提灯記事を載せた本によると、47都道府県芸人と称して地域振興を行っており、BSでもそれを流すことで日本を活性化させると有りました。
脱線ですが以前吉本興業をくさしたことを少し反省しました。
本の中にある反社から離れるための努力とか大阪を元気にさせる取り組みとかを読むと、宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの時の反社との関係の時厳しい過ぎたのかもしれません。
今考えるとチョロいんですね。noteでガッツリ褒め称えてました。
そもそもの発端の記事
そもそもは闇営業を隠蔽しようとした後の宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの謝罪会見で、「テープ回してないか?」と言われた吉本興行幹部の暴露に筆を取りました。
謝罪外見での社長のコメントで、ファミリーを連呼し、身内的な感覚で言った!に疑問符が出ました。
なぜ家族って言葉じゃなく、ファミリー、芸人ファースト、何故カタカナ?
吉本興行について述べる元吉本興行の謝罪マスターを冠する 竹中功氏の言葉によると
「最近の騒動を見て思うのは、騒ぎを起こした本人がマネジャーや会社とちゃんとコミュニケーションをとっていたのかなということ。僕がいたときの吉本は、『何でも会社に相談しいや』という家族とか兄弟みたいな距離感でした。酒癖が悪かったら、普通は消されます。甘い世界じゃない。1回でもトラブルがあったら誰かが注意して、さらに根絶させないとだめです。本来なら、もっと手前で手を打つべきです」
以上、その当時の記事で思い出しつつ書き込み。同時期に出ていた日大アメリカンフットボール部のホイッスル後のタックルを指示した内田監督と対比していました。こちらも記者会見でマスコミあがりの司会者が暴走していましたね。
真摯に謝る当事者と、よほど痛いところがあるのか表に出ない黒幕の会長&理事長。
今は会長が表に出て吉本の名前で仕事すな!と話していましたね。普段着でインタビューに応じるていでしたが当時は頑なに表に出なかったような気がするのは気のせいですね。
あと一番が、謝罪コンサルタントまで輩出する吉本興業と、危機管理学部を有する日大。
ある意味ほとぼりが醒めるまで待つのはアリですね。相撲部関係の日大理事長もバリバリ働いているようです。日大のホームページによると
学校法人日本大学は、田中英壽(たなか・ひでとし)理事長の再任(5選)を決定いたしましたのでお知らせいたします。
なお、任期は令和2年9月10日から3年間となります。
だそうです。これからまだ3年の任期です。大崎会長といい、パワーがあるワンマン事業体は時間を有効に使って体力勝負、日本人は熱しやすく覚めやすいです。
今では人の噂も二十五日。1ケ月我慢すればほとぼりが覚め世間の関心は次のネタに飛び付きます。
これをみながら思ったのが国会答弁の腕組みしている竹田総務大臣。壊れたオーディオのような同じ答弁もいつか「風化するのかということ。
誠心誠意お答えしていますと言いながら昨日のテレビだと4日で同じ言葉を25回言っています。
「国民の疑念を生ずる 招かれない行動をとる。大臣等規範に応じて対応している」なんだこれ?
疑念が生じないかどうか、それこそを判断するのが、行政の監視機能の国会の役目ってまるで公民の授業のようです。
国会答弁での「印象ずけは止めてください。」という竹田総務大臣もここまで来たら引き返せないですね。日大も吉本興行も
国から補助金や私学助成金をもらい公共性の高い事業であることも近いです。
マスコミの力も借りて凄いでしょう。大手の強さは資金もあって時間を使ったあれこれが出来ることです。一例をあげると加藤浩次さんのエージェント契約終了についてデイリー新潮のWeb記事には
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/03151155/?all=1&page=2
自業自得ということなのかもしれないが、世間の空気は簡単に変わりやすいから、敵に回す相手はちゃんと考えたほうがよさそうだ。
デイリー新潮取材班の記事より
まとめ
やられた方は、その怨みを忘れませんでーという話でした。
Twitterでみた過去に1日警察署長したアイドルが出会い系サイトで投資詐欺したというのも、過去は消せないという話ですね。
ほとぼりが覚めたら、忘れずお返しされます。
吉本興行はマスコミ関係に応援団も多いですから。
「加藤を使うな」という圧力でもない限り、「粛清」とまでは言いにくい。
というのをみてSMAPの新しい地図の話を思い浮かべました。公正取引委員会が苦言を呈したのと同じ図式ではないのでしょうか?
それにしても加藤浩次さんのエージェント契約終了は露骨ですね。
吉本興行は裏番組に自分の会社に所属する芸人をたてて、同番組に出演する女性芸人を引き上げる。看板アナウンサーも同時にお引っ越しして、裏では視聴率低下で経費削減の記事を書かせる?
吉本興行はそれまでもゲストやコメンテーターでTBSにはテコ入れしていましたが満を持して潰しに来ていますか?
加藤浩次さんが司会を勤める同局の番組は2つ終了。
吉本興行に忖度しない記事を探せば
ってこれもデイリー新潮でした。上の記事と真逆のスタンス、どういうこと?
加藤浩次さんのエージェント契約はフリーになるとこういうこと。世の中には、そんな扱いまぁ有りますよね。
逆に吉本興行のファミリーと認められると厚遇が約束されます。
お笑いコンビ「極楽とんぼ」まで拡げると山本圭壱さんと同じ未成年淫行で捕まった板尾創路さんとの差がねえ。ダウンタウン派閥だから今ではNHK朝の連続テレビドラマに出れる。
宮迫博之さんの事件も関西では有名な中田カウスボタンの中田カウスさんとの扱いが違います。反社会的事件との差は?
浜田雅功さんの不倫は許されて、不倫で世の中から消えた芸能人は何故許されないのも忖度ですか?いや、これは嫁さんの力も有りますよね。
プペッてる西野さんはファミリーじゃないの?武勇伝も。吉本興行に出戻って来たサブローシローさんの時もえみちゃんネルとかで拾ってもらってたけど一時の流行りからしたら厳しいので、テレビなど旧メディアはそういう仁義を切らないと大変なんだとは思います。
真面目な話、吉本興業の中田敦彦さんや西野亮廣さんのように自分で動いて、稼ぐと事務所に面倒見てもらう必要性から考えるようになるのだと思います。
加藤浩次さんの場合は芸人仲間に同情して声をあげた、男もあげたって話でした。
ちきりんさんのボイシーだと、会社を表立って責めるのはNG。吉本興行はよく持った方だと言われて居たのですが、社長クラスとも親交のある目線とペーペーの目線は違うと実感。
コンプライアンス委員会や、社外弁護士などへのアクセスなど、パワハラや問題事象の連絡先はもちろん大手企業なら用意されています。まあ、所属する会社への非難なら直接内部で行うべきなのは確かですが。内部告発なんてしたらほぼ社会人人生は終わりだという認識です。
これとは異なり、YouTuberの中田敦彦さんや絵本から映画までだとディズニーの西野亮廣さんなど業態を拡げる出る杭は、打たれるという話です。びくびくしながら静かに事が過ぎるのを待つのがサラリーマンの処世術ということでしょうか?
これとは異なる加藤浩次さんのエージェント契約終了を一緒くたにするのは木を隠すなら森のなか、策士ですね。
企業としても炎上している時に解雇したら燃料供給なので待ってた。これでダブルノックアウトになりそうです。
芸人らしく大晦日の「笑ってはいけない」で、茶化してちゃんちゃん♪ってしたのに、吉本興行としては区切りはつかなかったようです。
それにしても家族やファミリーを掲げた吉本興行の変身は、芸能の世界というより、ビジネスってことに舵を切ったのでしようね。
芸能界では、最近オスカープロモーションの米倉涼子さんをはじめ主力女優が抜けています。娘婿の週刊誌ネタも読みました。また先日、佐藤健さん他のアミューズからマネージャーと共に離れる記事も見ました。サザンのマネージャーだった若手社長も三浦春馬さんの事件もあり、立て直しが必要なようです。このように過渡期なのは確かです。
これで2019年の闇営業問題で「今の社長、会長体制が続くなら吉本興業を辞める」と加藤浩次さんの言葉ははからずも実現したことになります。
何はともあれ加藤浩次さんの次の活躍を祈念したします。あれ?サラリーマンらしくいつも書く異動、退職者への寄せ書きになりました。