コロナ統計と
新型コロナウイルスのピークを超えて少し落ち着くタイミングなので、統計を見ながら考察してみます。見ていくのは官公庁の正式なものに限り、まずは専門家会議から、
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(令和2年5月29日)
コロナに感染した人の黄色のピークが3月末にあり、急に下がっています。緊急事態宣言は4月なので、急減速したのは何故かと考えたら、外出自粛の大きな要因に思い当たりました。
志村けんさんの命日が3月29日です。
あれだけの有名人でさえ、最高の医療を受けられる人でさえお亡くなりになるというシグナルでした。
それまでもトムハンクスさんなど海外セレブが新型コロナに感染していましたが何処か他人事でしたが一気に現実味を帯びました。
最後に大きな置き土産で日本の感染拡大を防がれたことに感謝しつつ、ご冥福を祈ります。昨日の追悼番組でも、昔のエロを探してしまうのは昭和生まれのさがです。
厚生省統計
久しぶりに厚生省のコロナの統計を見ました。海外が酷い数値を示しているせいで17799名という陽性の数にも余り驚きを感じません。
それでも、新規57名のうち航空で新たに三名は来日とかをする人がいるのだとびっくりしました。
6月20日現在の新型コロナウイルス感染症に関する状況及び厚生労働省の対応についてお知らせします。
国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は17,799例、死亡者は952名となりました。
また、入院治療等を要する者は767名、退院又は療養解除となった者は16,077名となりました。
1.国内の状況について
6月20日0:00現在、PCR検査陽性者17,799例が確認されている。
・PCR検査陽性者(国内事例17,512例、チャーター便帰国者事例15例、空港検疫272例)
って、累計四十万もPCRしているそうです。
最近少し増えたのは人の噂も75日、志村けんさんの命日からそれぐらいたったからかもしれません。
死者数
日本の死者数が欧米諸国に比べて少ないようです。元首相は民度と言って周囲を引かせましたが、山中教授のいうファクターXは何でしょうか?
私は、単純に欧米から遠く離れた立地に過ぎないと思います。
中国から世界に拡がった新型コロナウイルスは人人感染のなかで変異し、現在猛威を奮うのはヨーロッパとアメリカ合衆国のコロナのようです。五千とも言われる派生の存在は今後の強毒性の可能性も怖いです。とは言えまずは現状把握してみます。
ヨーロッパはご存知の通り、国境も無い所も有って人の往来も激しいため感染は国を跨いで拡大しました。渡航自粛、物理的に離れた日本にはそもそも飛行機で来ずらく影響が少ないというのが実状だと思います。
アメリカ合衆国は中国からの移動は規制しましたがヨーロッパからは遅れました。繋がりも深くて、往来も有ったのでニューヨークなどで初期の感染が拡がりました。
日本との往来もアメリカから自粛されていて、実際3月には訴訟絡みの出張も中止しており、こういうことも感染拡大を抑止に至っています。
分かりやすいところだと東南アジアの被害がおしなべて少ないというひとつを取っても第二波からの距離が大事だと思います。
感染源に近いから危ないと思われていたのが逆に好運でした。
コロナの特許
今年に入ってからの出願日基準で本日「コロナ」の特許出願を検索しました。
全文=?コロナ?+?corona?+?covid?
で日本公開は96件有ったのですが、ワクチンやマスクなど散見されました。
日本を代表する名だたる企業が今回のコロナの件で特許を公開しており、
レピュテーションを貰おうとしています。
この状態で特許出願をするならば、いち早く商品化するほうが良いと思います。まあ、知財担当がいうことでは無いですね。
通常1.5年かかる公開日が3か月足らずのものもあり、
個人的にはこちらの方が、何の意図か考えさせられました。
まとめ
人びとの行動を縛るのは、東京アラートのようにレインボーブリッジをホラーのように赤く染めるのではなく、有名人の死去だった。
最初の危機感は、周りに外国からの旅行者なんていないという楽観的なものだったのが、あそこで身近な危機感に変わりました。
いづれにしても、私達に出来るのは、手洗いうがいに消毒。あとは忘れ無いようにインフルエンザワクチン注射を夏過ぎに射つこと。
忘れ無いようにしなければなりませんね。