人生初の山、乗り越えた景色
こんにちは。クリエイターの花森あこです。
読んでくださりありがとうございます。
今回は前回の続き、転職活動の中でハローワーク登録後のことをお話しして行きたく思いますのでどうぞしばしお付き合いください。
ハローワークでお話しを聞いていただいている最中、職種を全く変えるという選択も頭をよぎりました。デザインやイラストを書くことが好きでしたが、ただそれを本業にした例が周りになかったことや、専門学校に通い直したとして、仕事を持つイメージが湧きませんでした。
ハローワークの人にもものづくりの仕事というと製造や工場のラインになると仰っていたので、それは違うな、感じていました。
現職の経理を活かせる職種はメーカー経理か税理士事務所、司法書士などの個人事務所の事務だと思いました。
漠然とマーケティングや経営企画への憧れがあったので、それらの夢も捨てられませんでしたが、マーケティングはプレゼン力、経営企画はロングスパンでのあらゆるキャリアと営業経験が必要だと感じたため現在の選択肢から外れました。
マーケティングや分析業務には今でも興味があります。試しに転職活動でマーケティング企業の面接を受けたりしていましたが、業務内容はソフトを活用した統計分析などかなり興味深いものがありました。(それらの選考では想像通りコミュニケーション力と前職の経験不足が足を引っ張りました)
2021年1月〜3月、ハローワークで税理士事務所の選考を受けまくります。基準は現職の通勤2時間の反省から片道30分以内で通えることにしていました。しかし残念なことに選考には落ち続けました。
親に「巡回業務がある所はやめて内勤メインで探しなさい」とアドバイスをもらいました。税理士補助には内勤と、顧客訪問をする巡回担当の2つの役目があります。後者はコンサルティングのように顧客相談も含むためより高度な専門知識も必要になります。その分給与も上がります。
2021年4月、内勤メインの月収20万円程度の所から簿記2級と事務経験を買われて2社内定をいただきました。長かった転職活動の先に、ついに内定が出たのです。一社は京都の四条にあり、外国人観光客が多く見られたり徒歩圏内にデパートがあるなど中心街です。上司となる税理士の先生も知的で落ち着いた印象だったことや先生の「今後の税理士業界は人間力が問われる」というお話、また私服勤務ができる点(若干不純笑)に魅力を感じ入社を決めました。7月から四条のこじんまりとした税理士事務所で働くこととなります。大変な思いもありましたが今は楽しみな気持ちでいっぱいです。
さて、経理の前職の方ですがこちらでは体がついていかずやむを得ず5日間の休暇を頂いていた最中でした。そして心苦しくもこの休みを頂いた事により、一人欠けていても仕事が回っていくことを知ります。同僚には本当に感謝しています。少し休んで次のキャリアのことも考えられたので、長い社会人生活で時に休息を取ることも大切だと思います。
休んでいたことで同僚にもほぼ引き継ぎを済ませられていた感じでしたので、心置きなく退職できると思ったことが安心材料でした。
4月終わりに退職届を提出し受諾いただき、5月中旬に退職しました。
大変スムーズに進みましたし、本当に上司や同僚の理解のおかげだと思っています。
以上の様に、大変な3年間の社会人生活を送りました。
次からは反省も踏まえしっかりと業務に取り組むことを肝に銘じていきます。
まとめ
・三年いなくてもいい,早く動いた方が吉なこともある
・転職活動ペースは人それぞれ。
・体が持ちそうなら在職中の転職をおすすめする。気持ちがすごく楽!
・退職は決まれば想像以上に淡々と進んでいく。
転職に悩む方へのアドバイス
・本命企業に後押しの志望書類を作って渡すなど,手段は選ばず合格可能性上げることをやっていこう
・在職中の転職活動は大変,有給を使って面接受けにいく難しさがとても理解できます。一日にいくつも並行して受けるなど効率良い活動を
なんなら万一体調不良で休ませてくれる心優しい会社なら3日くらい連続で休み,そこでガンガン受けに行くのもおすすめ
私は税理士法人への転職なわけですが、就社前に具体的な業務内容をもう少し知りたかったというか判断材料の少なさには誰しも直面すると思うので、そういった悩みの助けになれるnoteでいたいと思っています。
完読ありがとうございました。
次回からは内部秘密になりがちな経理事務のお仕事について紹介していきたいと思います!
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