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イギリス 睡眠時無呼吸症候群検知パジャマ

オーストラリア・テック情報newatlas2/21
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる病気です。睡眠の質が低下し、日中の眠気や倦怠感などの症状を引き起こします。


睡眠時無呼吸症候群の治療にはそのデータが必要です
睡眠時無呼吸症候群を検知する方法として、睡眠ポリグラフ検査という手法が一般ですが、その為には患者は身体機能をモニターする電極が取りつけ、研究室のベッドで一晩中眠らされます。この検査は手間がかかるため正確なデータをとることが難しいのです


この解決として、自宅でも検知できるように、睡眠時無呼吸症候群検知センサーがついたパジャマがケンブリッジ大学で開発されました
洗えるこのパジャマの襟には、グラフェンひずみセンサーの配列がプリントされています。これらのセンサーは、口蓋帆、中咽頭、舌、喉頭蓋などの他の解剖学的部位から外喉頭筋(首)に伝わる微妙な振動を検出できます。そのデータは、スマートフォンなどの近くのデバイスにワイヤレスで送信され、機械学習ベースの SleepNet プログラムによって処理されます
重要なのは、このシステムは、着用者が夜中に定期的に寝返りを打ってもずれないということです。また、首回りのカラーは比較的緩めにフィットするため、不快なほどきつくはありません


このソフトウェアは、鼻呼吸、口呼吸、いびき、歯ぎしり、中枢性睡眠時無呼吸、閉塞性睡眠時無呼吸の 6 つの健康、不健康、不健康な睡眠状態を識別できます
「睡眠は健康にとって非常に重要であり、信頼できる睡眠モニタリングは予防医療の鍵となる可能性があります」


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